050914(水)
アンリ・ムオ『インドシナ王国遍歴記-アンコール・ワット発見-』読了。元の本は1942年改造社刊の『シャム、カンボヂア、ラオス諸王国遍歴記』で、訳文がやや古風ながら(私は好きです、こういう文体)こなれた日本語で読みやすい。石澤良昭氏の解説もアンコール・ワットの歴史を簡明に知るには好適。
ただし、アンコール・ワット発見のくだりは本文中のごく一部分なので、むしろ19世紀のアジア探検の史料として読むのがよいかと思います。
さて、中公文庫BIBLOはかつての名著復刻で注目しているのだが、一部に日本語とは思えないひどい翻訳を放置して出版しているものがあり、猛省を望む。(どの本かは・・・言わないでおこう)
アンリ・ムオ『インドシナ王国遍歴記-アンコール・ワット発見-』読了。元の本は1942年改造社刊の『シャム、カンボヂア、ラオス諸王国遍歴記』で、訳文がやや古風ながら(私は好きです、こういう文体)こなれた日本語で読みやすい。石澤良昭氏の解説もアンコール・ワットの歴史を簡明に知るには好適。
ただし、アンコール・ワット発見のくだりは本文中のごく一部分なので、むしろ19世紀のアジア探検の史料として読むのがよいかと思います。
さて、中公文庫BIBLOはかつての名著復刻で注目しているのだが、一部に日本語とは思えないひどい翻訳を放置して出版しているものがあり、猛省を望む。(どの本かは・・・言わないでおこう)
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