キルトのトート

先日のイベントの時のこと


一人の年配のご婦人が
　
「ずっと前に、これをこの会場で買ったのだけど…」

見せてくれたのは　もう何年も前に私が作ったキルトのトート！
（言い方が悪いかもしれないけど)                                                                                                               　
ボロボロでクタクタになってしまった 間違いなく私が作ったキルトのトート
擦り切れて、色あせて、中の綿があちこち見えてしまってる

「大きさや使い勝手が良くってね。毎日こればかり持ち歩いてるの。             
さすがにだいぶくたびれてきたから良いのがないかと思って来てみたのよ」

ボロボロに見えたけど、よく見ると大きな汚れはなくマメに洗濯をされていたようだ。
私が作ったものだと伝えると目を輝かせて喜んでくれた。

「軽くて大きく開くから これが丁度良いの。                     
でもね、さすがにそろそろ替えたいなと思っていたのよ」


こんなに長い間大事に使っていただいていたなんて
感激です！　　作者冥利につきます！
喜んで作らせていただきます。
いえっ！　ぜひ作らせてください！！





簡単なつくりのバッグだからこそ、心を込めて丁寧に、丁寧に、仕上げた。






物を大事に 永く愛用してくれるあのご婦人に　感謝をこめて
ささやかですが 少し早いクリスマスプレゼントとともに
今日 無事お届けすることができた♪








永く愛される。　　うれしいね