デューン・シリーズの思い出
映画「ブレードランナー2049」の監督、ドゥニ・ヴィルヌーヴが「DUNE」を映画化した
映画を見に行きたかったが
世情も私情も映画館に出かける環境になくネット配信でようやく見ることができた
そして映画館で観たかったと悔やまれる
これから先可能性がないわけではないが・・再映はあるだろうか
ジョージ・ルーカスが映画化を諦め
あのデイヴィッド・リンチが果敢に取り組んだが
その完成度に自ら失望したというほど
その世界観を映像化するのが困難と言われた原作だが
この時代のSFXをフルに動員し
映像は原作のイメージを損なうこと少なく
37年前の映画を凌ぐものとなっていた
大画面で見ることができたらその思いをもっと強くしただろう
しかし、読者でない者にとってどうだったんだろう
スケールや映像の質に感嘆する以上に
ハーバートの世界を楽しめただろうか
長編を、特にその設定が重要な物語を
せいぜい2時間半の映画で表現することの難しさ、限界がそこにある
そう2時間半では無理なので今回はpart1だった!
それでもどうなんだろう
まあSF界の必読書なんだから読んできてよねと
原作とその設定を知ったうえで評価してよねと
そういう映画なのかもしれない
映画が公開されて新訳版が出ているのを知った
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「デューン 砂の惑星 上・中・下」〔新訳版〕(ハヤカワ文庫SF) 2016年発行
フランク ハーバート著 酒井 昭伸訳
本屋に通うことがめっきり少なくなったこともあるが
この頃書店の棚から海外ノベルが減り
いや書棚そのものが減らされ文具や雑貨が取って代わっている状況で
出会う確率も減っている
さらに言えば書店が残っているだけでも貴重になってきている
結局ググって新しい本が出ているのを知るか
おせっかいな押し付けバナーで知らされるという
ちょっと切ない出版界の状況がある・・
70年代、高度成長に浮かれた青春時代
私が読んだ文庫は石森章太郎(まだ「石ノ森」と改名する前)のカバーイラストだった
その感想はとすぐに書き出すことは難しい
なにせ半世紀前の読書体験で記憶の細部は薄れてしまっている
徹夜して読み返してみる体力が今はなく
棚にあった黄ばんだ文庫本の表紙だけスキャナしアップするところまで
この物語もそう安々とは語らない方が良いように思える・・ので
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「デューン 砂の惑星 1 」 (ハヤカワ文庫SF)
フランク ハーバート著 矢野徹訳 1972年発行
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「デューン 砂の惑星 2 」 (ハヤカワ文庫SF)
フランク ハーバート著 矢野徹訳 1973年発行
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「デューン 砂の惑星 3 」 (ハヤカワ文庫SF)
フランク ハーバート著 矢野徹訳 1973年発行
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「デューン 砂の惑星 4 」 (ハヤカワ文庫SF)
フランク ハーバート著 矢野徹訳 1973年発行
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「デューン 砂漠の救世主」 (ハヤカワ文庫SF)
フランク ハーバート著 矢野徹訳 1973年発行
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「デューン 砂丘の子供たち 1 」 (ハヤカワ文庫SF)
フランク ハーバート著 矢野徹訳 1978年発行
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「デューン 砂丘の子供たち 2 」 (ハヤカワ文庫SF)
フランク ハーバート著 矢野徹訳 1979年発行
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「デューン 砂丘の子供たち 3 」 (ハヤカワ文庫SF)
フランク ハーバート著 矢野徹訳 1979年発行
映画「ブレードランナー2049」の監督、ドゥニ・ヴィルヌーヴが「DUNE」を映画化した
映画を見に行きたかったが
世情も私情も映画館に出かける環境になくネット配信でようやく見ることができた
そして映画館で観たかったと悔やまれる
これから先可能性がないわけではないが・・再映はあるだろうか
ジョージ・ルーカスが映画化を諦め
あのデイヴィッド・リンチが果敢に取り組んだが
その完成度に自ら失望したというほど
その世界観を映像化するのが困難と言われた原作だが
この時代のSFXをフルに動員し
映像は原作のイメージを損なうこと少なく
37年前の映画を凌ぐものとなっていた
大画面で見ることができたらその思いをもっと強くしただろう
しかし、読者でない者にとってどうだったんだろう
スケールや映像の質に感嘆する以上に
ハーバートの世界を楽しめただろうか
長編を、特にその設定が重要な物語を
せいぜい2時間半の映画で表現することの難しさ、限界がそこにある
そう2時間半では無理なので今回はpart1だった!
それでもどうなんだろう
まあSF界の必読書なんだから読んできてよねと
原作とその設定を知ったうえで評価してよねと
そういう映画なのかもしれない
映画が公開されて新訳版が出ているのを知った
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「デューン 砂の惑星 上・中・下」〔新訳版〕(ハヤカワ文庫SF) 2016年発行
フランク ハーバート著 酒井 昭伸訳
本屋に通うことがめっきり少なくなったこともあるが
この頃書店の棚から海外ノベルが減り
いや書棚そのものが減らされ文具や雑貨が取って代わっている状況で
出会う確率も減っている
さらに言えば書店が残っているだけでも貴重になってきている
結局ググって新しい本が出ているのを知るか
おせっかいな押し付けバナーで知らされるという
ちょっと切ない出版界の状況がある・・
70年代、高度成長に浮かれた青春時代
私が読んだ文庫は石森章太郎(まだ「石ノ森」と改名する前)のカバーイラストだった
その感想はとすぐに書き出すことは難しい
なにせ半世紀前の読書体験で記憶の細部は薄れてしまっている
徹夜して読み返してみる体力が今はなく
棚にあった黄ばんだ文庫本の表紙だけスキャナしアップするところまで
この物語もそう安々とは語らない方が良いように思える・・ので
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「デューン 砂の惑星 1 」 (ハヤカワ文庫SF)
フランク ハーバート著 矢野徹訳 1972年発行
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「デューン 砂の惑星 2 」 (ハヤカワ文庫SF)
フランク ハーバート著 矢野徹訳 1973年発行
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「デューン 砂の惑星 3 」 (ハヤカワ文庫SF)
フランク ハーバート著 矢野徹訳 1973年発行
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「デューン 砂の惑星 4 」 (ハヤカワ文庫SF)
フランク ハーバート著 矢野徹訳 1973年発行
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「デューン 砂漠の救世主」 (ハヤカワ文庫SF)
フランク ハーバート著 矢野徹訳 1973年発行
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「デューン 砂丘の子供たち 1 」 (ハヤカワ文庫SF)
フランク ハーバート著 矢野徹訳 1978年発行
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「デューン 砂丘の子供たち 2 」 (ハヤカワ文庫SF)
フランク ハーバート著 矢野徹訳 1979年発行
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「デューン 砂丘の子供たち 3 」 (ハヤカワ文庫SF)
フランク ハーバート著 矢野徹訳 1979年発行