フライフィッシング讃歌
「フライフィッシング讃歌」 ハウエル・レインズ著、倉本護訳、晶文社 1995年
Fly Fishing Through the Midlihe Crisis Howell Raines William Morrow andCompany,Inc. 1993
タイトル(原題)が映画公開とほぼ同じ時期に出版されていることもあり
“A RIVER RUNS THROUGH IT”を意識している?あやかっているのか?
釣り好きであれ、そうでない人でも
まあ人生を振り返る時期に至って読むと
それなりに著者の思いのそこかしこに
自分の経験に重なるようなこともあって
他に読む本もない時間の流れの緩やかな午後あたり
酒を片手に読めればよいかもしれない
釣りを、フライフィッシングをする人にとっては
ちょっと鼻持ちならないような野郎だが
釣りの話題を広げるためにも
酒を片手に読むと良いかもしれない
何はともあれ
自分の仕事に対し自信に溢れ
その業績をはばかることない成功者が
家族に潜む小さな危機を
一流記者らしく読ませる文章にして書いている
そういうエッセイである
“Fly Fishing Through the Midlihe Crisis”の巻末には索引があり
たとえばCarter,Jimmyが何ページに登場するかすぐに分かるようになっている
お節介というのかちょっとこういうところイヤミだが
基本的に釣り、フライフィッシングという領域から世界を見るという視点を維持している
それは、フライフィッシングにはまってしまった人類に共通するもので
さらにフライフィッシングをキャッチアンドリリースという行為によって
文化に高めたアメリカの事情も知ることができて
釣りにいけない時間
フライも巻き終えたのならご一読を
褒めているのかけなしているのか?評価の違いは時間の余裕の問題だろう
「フライフィッシング讃歌」 ハウエル・レインズ著、倉本護訳、晶文社 1995年
Fly Fishing Through the Midlihe Crisis Howell Raines William Morrow andCompany,Inc. 1993
タイトル(原題)が映画公開とほぼ同じ時期に出版されていることもあり
“A RIVER RUNS THROUGH IT”を意識している?あやかっているのか?
釣り好きであれ、そうでない人でも
まあ人生を振り返る時期に至って読むと
それなりに著者の思いのそこかしこに
自分の経験に重なるようなこともあって
他に読む本もない時間の流れの緩やかな午後あたり
酒を片手に読めればよいかもしれない
釣りを、フライフィッシングをする人にとっては
ちょっと鼻持ちならないような野郎だが
釣りの話題を広げるためにも
酒を片手に読むと良いかもしれない
何はともあれ
自分の仕事に対し自信に溢れ
その業績をはばかることない成功者が
家族に潜む小さな危機を
一流記者らしく読ませる文章にして書いている
そういうエッセイである
“Fly Fishing Through the Midlihe Crisis”の巻末には索引があり
たとえばCarter,Jimmyが何ページに登場するかすぐに分かるようになっている
お節介というのかちょっとこういうところイヤミだが
基本的に釣り、フライフィッシングという領域から世界を見るという視点を維持している
それは、フライフィッシングにはまってしまった人類に共通するもので
さらにフライフィッシングをキャッチアンドリリースという行為によって
文化に高めたアメリカの事情も知ることができて
釣りにいけない時間
フライも巻き終えたのならご一読を
褒めているのかけなしているのか?評価の違いは時間の余裕の問題だろう