BOOTES(ボーティーズケンネル、コーギー専門犬舎)

BOOTESとはギリシャ語で牛飼い座の意味を持ちます。コーギーは牛を追う犬なので、これを犬舎名としました。

巣立ちの時

2010年05月28日 | 子雀の記録
おめでとう、ちゅん吉2号。
本日、ちゅん吉2号は仮巣を飛び出し、巣立ちの時を迎えました。

昨夜は外で過ごしたため、温度が心配で、ゆたんぽなぞ入れてみましたが、どうやら平気だった様子。
親鳥も、朝から子雀の世話に勤しみ、そしてめでたく、ちゅん吉2号は巣から飛び出しました。

親鳥は、上方から様子を伺い、ガイド役をやっているようです。
これで人の手から、完全に離れました。
保護完了です。


つぶらな瞳がかわいい子雀でした。
これからは一人で餌採って生きていくんだよ~

またしても。。。

2010年05月27日 | 子雀の記録
おそらく、ちゅん吉の兄弟かと思われます、同じ場所でまたしても子雀を発見。
ちゅん吉が生きていれば、これくらいの状態になったであろう、子雀です。

今度は、絶対巣立ちしていただきます!!

まずは仮巣の作成。
餌袋の中は空の状態だったので、まずはスリエサと尺取虫を数匹、給餌させていただきました。保護二回目ともなると、結構上手にできるもんで、、、

そしてこのまま放置。

親鳥が餌を運んできているのを確認しました!!!!

これで一安心!

後は様子を見て、保温と給餌の補給をすれば、いけるはず!
羽の様子から、後数日で巣立ちだと思うから。

仮巣の周りには、子雀が食わなかった、テントウムシの幼虫があたりに散乱しており、親雀でも餌は適当に運んできているのだと思いました。口に入らないくらい、でかい甲虫系の虫もいたし・・・

3時間放置した後、子雀の餌袋をみましたが、ほぼ、空。
雨が激しくなってきたこともあり、親による餌の給餌がストップしたんでしょう。
一度餌袋をいっぱいになるまで給餌し、数時間後に餌袋の状態と温度を確認し、今夜を外で乗り切っていただきます。
明け方とともに外に出すのもありだけど、人への負担がでかい。
野生動物の保護は、なるべく人の手を離れるようにしなきゃならんので、なるべく放置できるように環境を用意しようと思います。

ちゅん吉2号よ、オマエは絶対旅立つのだ!!!
頼むぞ、親雀!!(←ここ重要)

食わないが意味する事

2010年05月25日 | 子雀の記録
子雀ちゅん吉が、口を開けなくなり、積極的に餌を食わなくなり、無理に突っ込んでいたものの、残念ながら亡くなりました。
無理に突っ込んだのが悪かったのか、はたまた謎の芋虫の毒性にでもやられたのか、考えられることは餌が原因だろうと思うのですが、本当のところは不明。

野生動物は難しい。
ペットとして歴史の長い犬とは大違い。

犬なら、多少のことはあってもなんとかなるけど、子雀のように小さな野生動物は少しの変化で死んでしまうんですね。。。

昔、産毛が生えた鳩の雛1匹を育てたことがあるのですが、頑丈だったのか、ちゃんと育って野生に帰っていきました。保護した状態(清掃業者の巣の抜去による)と、ある程度の大きさの鳥だったからかもしれません。
その時は保温などせず、クーラーボックスで過ごしていましたっけ。
職場に毎日連れて行き、こっそり抜けては餌やりしてました。
今思えば、あんな適当なやり方で、よく育ったもんだと思います。

ちゅん吉は残念でしたが、次回、もし雀を保護することがあったら、仮巣をつくることで、親鳥に育てていただこうと思います。
これがきっと、ベスト。
特に丸裸に近い雛は、育て上げるのが難しい。

ということで、ボーティーズ犬舎は犬オンリーとなりました。
ちゅん吉のために用意したササミは、人と犬とで食させていただきます。

合掌。

芋虫モッテコーイ!!!

2010年05月24日 | 子雀の記録
ちゅん吉、口を開けてくれなくなりました。

尺取虫が大好きで、それを食うために喜んで大口を開けていたのに、それが3匹ほどしか調達できなかった本日、口を開けてくれなくなりました。
無理に開けてスリエサを突っ込み、餌袋をそいつでいっぱいにしたところ、拒否感があふれてしまってるようで・・・とほほ。

うちのツゲについていた尺取虫は採りつくしたと思われ、どんだけ裏側を見ても、もう見つからない、、、
これはツゲにとっちゃ良いことなんでしょうが、調達係はどうしたらいいのよ~~~

しょうがないので、近くの藪を探ったところ、謎の木に謎の青虫がくっついていたのを発見。
それも、結構たくさん。
よし、これだと思い、捕獲しあげたところ、拒否するちゅん吉。
尺取虫はでかくても上手に飲み込むのに対し、こちらは小さくても嫌がっている。。。

夕方採取にでかけたのに、青虫が残っているのも、他の鳥が捕獲しなかったせいかもしれない。
つまり、餌にむかないタイプの青虫かもしれない。

もう今日はしょうがない。
がんばってスリエサで乗り切ってもうことにします。

藪の近くにツゲを見つけたので、明日はそこから調達を試みることにします。

ちゅん吉、少しずつ鞘から羽が出てきました。
何でも、保護の達人の話によると、後2週間くらいで巣立ちの時を迎えるそうです。
しかし、巣立ちの段階でも問題があるそうで、なんとか、うまく野生に返すよう、明日の虫の調達をがんばることにします。

子雀の餌考

2010年05月23日 | 子雀の記録
先の記事にコメントいただいた方がおっしゃるには、チュウレンジハバチの幼虫には、毒があるかもしれないとのこと。
それで今、容易に調達できている尺取虫の種類を調べることにしました。

ツゲにつく害虫なので、容易に調べがつきました。。。

マエキオオエダシャク、オオトビスジエダシャク

これらが尺取虫のようなので、先頭からググりました。

全身さぶいぼ。

気持ち悪いのいっぱい見て、涙目ですよ。。。
中には名前をつけて、観察日記つけてる人もいたりして、その度胸にはかなわないと思いました。

代表的なツゲの害虫なので、この時期、ツゲのあるところを訪れば、この尺取虫が手に入るってことだ!
気持ち悪い、実に気持ち悪いけど、雀がしょっちゅうツゲのところに止まっていたのは、こいつを捕獲するためだと思われます。
うちのツゲは放置ツゲなので、無農薬無手入れのため、害虫天国のようです。
今日だけで20匹くらい捕獲できましたもん。。。

ちゅん吉にかまけていましたが、本日、フラッフィを探しているという方が子犬見学に来られました。
先住犬が、子犬パワーに圧倒され、完璧に引いていたので、じーーーーっくり考えた上で、お迎えを検討していただくよう、お話しました。やんちゃな子犬は、やんちゃな犬と合うのではないかと、公園で会うジャックラッセルテリアを見て、考えていたからです。(1頭飼いなら、どれでも同じだろうけど)

うちの犬たち、群れで鍛えられているため、繊細な神経の持ち主ではありません。
よく言えばコーギーらしく、あえて言うなら、せわしない犬たちです。
多頭飼いはいろいろ考えなくてはならないので、簡単にはいきませんね。
たくさんいるとむちゃくちゃ楽しいですが、静かな生活を楽しみたいなら、コーギー多頭飼いは避けた方が無難かもしれません。