ボーダーコリー 「ボルド」と「マロン」と猫の「にゃきち」And「バディ」

ボルドは虹の橋を渡り、寂しそうなマロン。そこへヤンチャ怪獣バデイを迎え、ドタバタな日々が始まりました。

ボルドとマロンの散歩、大騒ぎ!虐待?

2009年10月15日 | 私達のあゆみ

私達のあゆみ 第69話

新しい年になり1ケ月が終わろうとしている頃、
ボルドの体は日々、快方に向かっていました。
そして、
散歩も昼間だけ1回
から夜の散歩も始めました。
ボルドは
大きなシッポをブンブン振って
スキップするようルンルン歩くのですが・・・
マロンが・・・
ボルドと一緒で嬉しさのあまり、
自宅の門を出ると
すぐに「キャンキャン、ワンワン」すっごい声で
鳴くのです。
ボルドの興奮を心配して
夜の散歩は、WANが少ない時間帯の10時頃を
狙って家を出るので、
この時間にマロンの声は、
すごく響いて、私は恥ずかしくて・・、恥ずかしくて。
「虐待しているんじゃない?」と噂されても、
不思議ではないほどの鳴き方なんです。

なんとかしようと
家を出て最初の分かれ道で
反対方向に行くようにしてみました。
でも、マロンの声は相変わらず大きくて・・。
最終手段、時間差攻撃?にしました。
ボルドを先に行かせて、
家を出た事を確認してから、マロンのお散歩準備。

ボルドは、
途中で後ろを振り向いて、マロンが来るか確認して
時折止まったりしていたようですが
マロンも、
ボルドのニオイを追って声は出さなくなったものの、
引っ張って、引っ張って。
私は引きずられそうになりながらも
なんとか静かにお散歩が出来るようになりました。
私は
ひとりで2WANとお散歩するのが夢だったのですが、
現実はそう甘くなかったのです。
ボルドはルンルン、
マロンはキャンキャン、
ボルマロ両方とも引っ張り、
他のWANに会えばガウガウ、
まだまだ当分2WAN一緒は夢のようです。
でも・・・いつか、きっと・・・と夢を見て楽しむ事にしました。

暖かい日の日中
ボルドの体が良くなってきて
体力も着いてきたようなので
退院して初めてシャンプーをしました。
入院中の始めの頃は、命さえ助からないかもと言う状態でしたので
ゲージの中で点滴の管を入れてただただ眠るばかり。
当然、トイレなんてそのままでした。
でも、入院中に何度か体を拭いていただいたり
ゲージの中も掃除してくださったり
退院時には、体をキレイにしてくださっていました。
家に帰ってからも、立てるようになるまでは
横になったまま用を済ませていたので
体は拭くだけでした。
そんなボルド、
シャンプーする時も、
ずっと立っていられないので
私と猫娘の2人かかりです。
1ケ月半ぶり位にキレイになったボルドは
気持ちよかったようで、
胸を張って凛としていました。
マロンは
そんなボルドのニオイを嗅いでは
そばに寄って行きました。
ボルドは、そんなマロンの態度にも嬉しそうでした。

体も清潔になって、
マーボー家も、やっと新年を迎えた気がしました。
今年はどんな年になるのやら・・・

(私達のあゆみ 第70話へ続く)

 



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