信州の山奥、35年のつきあいのあるロッジで1週間ほど「居候」をしてきました。ロッジの居候とは、掃除や食事の支度を手伝い、空いた時間にスキーをさせてもらう、もちろん無給、ということなのだが、僕の居候は本来の居候、辞書によると<他人の家に世話になり食べさせてもらうこと。また、その人。食客。>
そこで雪は少ないながらもイヌイットの家、イグルーを作ってみた。2人で4時間。ちょんぼをしたものの何とか形になった。ちょっと背が高くなってしまったが中は暖かい。何しろ外気がマイナス10度のときでも中は0度、10度の差はかなり暖かく感じる。中でたっぷりのブランデーを入れた熱いココアで乾杯。充実感が体の中を駆け回った。駆け回ったのは充実感ではなくアルコールかな?
後で知り合いがこのイグルーを見て「七福神の福禄寿の頭みたい」だって。そういわれると見えないこともない。くそ~。