ぼたんくんとふわりちゃん

2010年10月17日、また猫と暮らしはじめました。

ふわりと読書日記[4]こわい本

2024-07-25 10:39:31 | 読書

ベランダのミニトマトとふわりちゃん。

最近ミニトマトの品種、いろいろあって楽しいですね。

この黄色い「アイコ」は甘くて本当に美味しい!!

毎日暑くても、夕方のベランダはネコたちに人気です。

 

うちにはトマトはこれしかないので、

赤いアイコを購入。

湯むきして砂糖と酢で漬けると、

はるのおやつの出来上がり。

学校の先生にその甘酢漬けをはるがよく食べるという話をしたら、

「あ〜ピクルスですね ^ ^」

と言われ、

その瞬間からとてもおしゃれなおやつに思えてしまう不思議。

 

*****

そして本の話。

 

夏だしタイトルはホラーかな、と思っていたら

いわゆるホラーというジャンルの本を、実はあまり読んでいない

という事実に気づきました。

ホラーだと思っていた本が

ミステリーとかに分類されるものだったり。

 

思えば、

私はもともと痛いのも怖いのも苦手。

でも呪いとか妖怪の話なら好き。

ものすごく偏ったジャンルしか読んでいないとわかったので、

くくりは「こわい(と思う)本」にしました。

 

 

『近畿地方のある場所について』

 

最近流行りのホラー本をまだ数冊しか読んでいないのですが、

今のところ一番好きです。

全く何も見えない状態から、だんだんと話の輪郭が見えて、

全てを回収しつつ、少しの余韻もあって。

 

手元に、まだ読んでいない『をんごく』と『変な家』があるので、

これも楽しみ。どんなかな。

 

 

『遠野物語拾遺  retold

 

学生の頃、『遠野物語』は一回挫折していまして。

読みにくかったのです。

が、この本ならどんどん読める。

感謝しかありません。

図書館で借りたあと、欲しくなって結局買いました。

 

これはもう、ホラーでしょう。(個人の感想です)

 

 

外出先でも読めたらいいな、と思って文庫版も買いました。

まだ出番はなし。

 

ちなみに『遠野物語』は2022年に新装版がでたので、

ヒグチユウコさんのサイン本買いました。

 

タイトルに惹かれて、森山大道さんのフォト・エッセイも持っています。

 

なんでこんなに好きなのか自分でもわからない。

新装版の帯にある鈴木敏夫さんの言葉が全てな感じもする。

 

 

『ぼっけえ、きょうてえ』

『嗤う伊右衛門』

 

もう読んでだいぶ経つし、両方手元にはないのですが

「こわい」で浮かんだのがこの2冊。

 

この時代ならではの閉鎖した空気感と

起こり得ない状況なのに

そうなっても仕方ない、と思えてしまう説得力。

読んでいるうちに実際に覗き見ているような感覚になって

本の内容が映像みたいに思い出せるところがすごい。

 

今から15年くらい前に

『姑獲鳥の夏』から『嗤う伊右衛門』まで

すっかりはまってほぼ一気に読んだのですが

そこまでで止まっていて。

『遠巷説百物語』を買ってあるから今度読もうと思います。

 

結局、遠野かな 笑