ぼたんくんとふわりちゃん

2010年10月17日、また猫と暮らしはじめました。

読書日記[36]あ・うん

2024-11-28 18:08:56 | 読書
まだまだ、落ち着かない日々ですが
今月一番気かがりだった用事が無事に終わった〜( ・∇・)

事情があってひきこもり生活約3年。
初めて会う人と話すの、すごく緊張します。
いろいろ準備したり緊張していたので、
とりあえずひと息つけたかな。


そして今日はちょっとだけ読書日記。

というのも、先日ネットで
「もうすぐ生誕95年 今月11月の末(28日)は、作家・脚本家の向田邦子さんの誕生日です。……」
という記事を偶然見つけて、
そうなんだ!と思って、久しぶりに『あ・うん』を読んだのです。
なので28日にアップしたいな、と思いまして。



この小説は大好き過ぎて、もう何度も読んでいて、
今回は一番好きなシーンから最後まで読んで
やっぱり泣きました。

登場人物がみんな魅力的で
それぞれの心情がすごく丁寧に書かれていて、
本当に切なくなります。

向田邦子さんの小説はこれしか読んだことがなくて
本当は他の本も読んでから読書日記に書こうと思っていたのですが、
今読みかけ&読みたい本が20冊くらいあるので
だいぶ先になりそうだな、と。

あと一冊、
ちょこちょこ読んでいるエッセイ『夜中の薔薇(新装版)』も面白いです。



タイトルにもなっている「夜中の薔薇」の話とかすごく良い。
ひとつの話は短いけど、すごく引き込まれるので
前に書いたバッグに入れておく本にしてもいいなと思っています。

そういえば、
この時紹介した『「私」を受け入れて生きる─父と母の娘─』の著者末盛千枝子さんと、
卒寿を迎えた上皇后さまが話しているのが、少し前にニュースになってましたね。
末盛さんのお姿初めて拝見しました。


今日はちょっと時間がないのでここまで。

ぼたんは今日も絶賛爆睡中。



ふわりを見かけないな〜と思ったら
はるの部屋で寝てました。



いまでも赤ちゃんのように毛布をかんだまま寝てしまうのが
かわいいふわりです ^ ^


近況

2024-11-23 18:24:35 | ぼたんとふわり
なんだかやることが多くて
頭が回りません。゚(゚´Д`゚)゚。

そして、眠い。
すご〜く眠い。

一日にコーヒー1リットルは飲んでる…

最近、
入っていた予定を忘れてしまったり、
うまく毎日の献立が考えられなくて
使わないまま食材が傷んでしまったり、
地味に落ち込んでいます。。。
こんなに物価が高いときに〜!!!

庭の落ち葉も拾いきれていなくて
みんな綺麗にしているのにウチだけ賑やかな庭だし
通り沿いだからみんなにみられて恥ずかしい:;(∩´﹏`∩);:

明日こそなんとか!と毎日思っているのですが
このまま12月突入しそうです。。。

ヤバい(´ー`)


そんな日々ですが、
朝、ご機嫌で起きてきたはるが
「ふわりと一緒に寝た!!!」と。

以前も書きました(こちら)が
ふわりと仲良くなりたいはるは
念願だった、ふわりとくっついて朝まで寝たようで
とても嬉しかったみたい。

小さい頃は
ふわりを無理やり抱っこしてベッドに連れてきたり
「ふわり!来て〜!」と大きな声で呼びながら追いかけたり
やることが全部裏目にでて逃げられていたけれど、
「猫好きは猫に構い過ぎて嫌われてしまう」話をして
とにかく猫が嫌がらないように近づく努力をしてきた結果
最近はかなりネコたちと仲良しなのです。

はるのふわりと仲良くなる努力をみてきたので
「良かったね!」
と言うと
「まあ、寒くなったしね」
と思ったより冷静な返事が返ってきました。

確かにそれもあるだろうけれど
ちゃんと信頼されているから大丈夫だよ、
良かったねぇ ( ^ω^ )


さて、
最近は著名人の訃報が多くて思うことや
読書日記で書きたいこともいろいろあるのですが
もう少し時間ができたらになりそうです。

とりあえず、
できることから頑張ろう!


最近のネコたちはくっつくことが多くてかわいいです( ´∀`)



そして、ただでさえ、むにむにのぼたんは冬毛になって
さらにむにむにな感じに。。。



手とお腹の間どうなっているんだろう。



ぼたん動物病院11/16

2024-11-17 16:24:46 | ぼたん
先日お父さんが
「ぼたんの背中に何かができてる」
と言うので見てみると、確かに何かイボみたいなものが。。。

ネットで調べた感じでは
主に老猫によくできるというイボっぽいけど
なんとなく目立ってきた気もする?ような…

でも触っても嫌がらないから痛くないんだろうし
気にしなくていいのかな?

と、しばらくいろいろ考えて
こんなに気になるなら一回診てもらった方が良いかな、と
お父さんが動物病院へ連れて行ってくれました。

結果、
予想通り、良性?のただのイボということで
あまり気にしなくていいみたい。
血が出るようになったり、大きくなったら
また連れてきてください、とのこと。

ついでにいつもの便秘について相談して
あまり連れて来れないから、と血液検査もして
便通を良くする薬をもらって帰ってきました。

病院へ行って、さんざん鳴いてきたぼたんは
次の日になってもお父さんに甘えてくっついています。

お父さんの横で、くつろぐぼたんの手。


お父さんに呼ばれると、ぎゅーってなります 笑


ちなみに
記事には全く関係ないのですが

2017年のかわいい写真が出てきたので ↓


ぼたんの下にあるのは
「なぎそねこ」(通称ねこ)というちゃんちゃんこ。
7〜8年前に友人にもらったので、
ちょっと撮影していたら、ぼたんが乗ってしまったのです。

信州・南木曽(なぎそ)地域の伝統工芸品だそうで
仕事の邪魔にならないよう前身頃がない、昔からある防寒着です。
よく見るのは綿入りの、前がない半纏みたいな感じだと思うのですが
こんなのもあるんですねぇ。「猫のねこ」 笑

おまけの日記 カメラ・オブスキュラ

2024-11-14 12:42:15 | 日記
読書日記[35]で写真集について書いていたら
学生の頃の写真の授業を思い出しまして。

旦那に貸して置きっぱなしになっていた
「カメラ・オブスキュラ」を持ってきてみました。
(カメラ・オブスクラと言うそうですが、あえて授業で使っていたスキュラの方でいこうかと)



この、黒い紙を糊付けして作ったヨレヨレのカメラ・オブスキュラ。
30年以上前に、学校の授業で作ったものです。
なんとなく思い出が多くて捨てられないのですが
どうにも傷んでいるので
処分する前に日記に残しておこうと思いました。

カメラ・オブスキュラはラテン語で「暗い部屋」という意味だそうで
今のカメラの元になった投影機です。

暗い箱の中に、風景などを投影させて、
芸術家が風景画などを描く際などに使っていました。
レオナルド・ダ・ヴィンチも写生に使っていたそう。




中は3層になっていて、
一番前についているレンズでとりこんだ画像を
真ん中の箱についている白い紙に投影させます。



ぼたんも気になりますか?



はると一緒に、ぼたんを映してみる。



中の箱を手前にずらして、



ピントが合うところで止めます。



ぼたんがいる〜笑
上下左右反転されます。



その場ではるがスマホで位置修正しました。

たったこれだけなのですが、なんだか楽しい。
はるがふわりも映していましたが、柄のせいか黒い塊にしか見えず。。。

光が多い方がはっきり見えるかな、と
玄関先にある花も映してみましたが特に変わりませんでした。







読書日記で暗室のことも書きましたが、
この頃はモノクロ写真にすごくハマっていて、
印画紙に露光して、
まだその時点では真っ白な印画紙を現像液につけて
画像が浮かび上がってくる時が本当に楽しかった。

どこかにまだ自分で現像した写真があったと思うのですが
それは見つからず。。。


見つかったのは、卒業制作の試作品。
実際の卒業制作はたぶん実家だな。



白いオブジェに、自分で撮った写真を投影させています。
(カラー写真はプロの方の現像です)

写真は、つくづく才能がないのを実感しますが
それでもやっぱり昔も今もずっと好きです。


おまけ 
ベランダのぼたん


カメラを向けると顔をそらすモデルさん


読書日記[35]図録とか写真集とか2

2024-11-12 15:14:19 | 読書
図録に続き、
写真集もずっと気になっていたものがあって
先日、結局購入したのです。

『花火』(川内倫子)



これは、
なんというか
誰もが持っている思い出、心の原風景みたいなものを
とても静かに写し出している感じがします。

わりと薄い本で、
最初「あれ?これだけ?」って思ったのですが
観ているうちに、
どれもなんだか自分の記憶のように思えてくる。

この本が観たかった理由の一つが
第27回木村伊兵衛写真賞受賞の作品だということ。

木村伊兵衛という名前を知ったのが
雑誌『太陽』の特集だったのですが、



この記事の、
高峰秀子さんの文がすごく好きで!!



撮られた時の様子が綴られていて。もう何度も読んでいます。


写真といえば、
私とか普通は「あ、今だ!」と思ってからシャッターを押しますね。
木村伊兵衛さんは、決定的瞬間のちょっと手前を撮るんだそうです。
そしてさらに、自分の気持ちと相手の気持ちまで合わせてしまうらしいです。
構図は後からついてくるんだ、ってアラーキーが書いてました。



で、『花火』を観たあと、
なぜか蜷川実花さんの写真が無性に観たくなりまして。

私の大好きな『NINAGAWA WOMAN』



この色彩、バランス、どの写真も本当に良くて。




以前行った写真展も
壁一面がこんな感じの色彩で埋まっていて、とても良かった。

この本ではないですが、
蜷川実花さんも木村伊兵衛写真賞受賞してますね。


で、
写真集を出したついでに、
持っている写真集をずっと遡って、今でも気に入っている一冊、
『8Visions 現代アメリカ女性写真家集』。



1988年の本ですが、1991年頃買ったと思います。

中でも当時一番気に入っていたのが
『金魚の復讐』(サンディ・スコグランド)



独特な色彩のシュールな空間、ぞくぞくします。
とても好き!


さらにその前に買ったと思う『man ray』。



表紙の写真も有名ですが、
マン・レイはソラリゼーションという技法でも知られていて
学生時代、授業でやってみたのですがこれが難しく。。。
私は結局一枚もうまくできませんでした。



これがソラリゼーション。

「現像時に、露光をある程度過多にすることにより、モノクロの写真作品の白と黒が反転する現象。(Wikipediaより)」

ただ反転する場合もあれば、部分的に反転する場合もあり
マン・レイはこれをすごくうまく使っていました。


学生時代は研究生の時に暗室使い放題だったので
ものすごい数の写真を紙焼きしていて
写真を撮る才能は全くなくても
現像だけはすごく上手くなりました。
懐かしい〜 ( ´∀`)


ちなみに前回、人生で一番最初に買った図録を紹介したのですが
たぶん、一番最初に買った写真集は
『新装版 世界写真全集 第8巻 ネイチャー&カントリー』。



世界初の写真集を出したW.H.フォックス・タルボットの写真以外、
実はあまり思い入れがなかったのですが、
今回久しぶりに開いたらかなり良いかも!!!

歳をとると感じ方が変わりますね。


タルボット『橋と梯子』(1840)


最後になんとなくサラ・ムーン。


(机の上に置いたらなぜか色がとんじゃうので、写真集の上に置いてみた)

写真集は持っていなくて、ハガキだけです。
この写真は、映画『ミシシッピー・ワン』のもの。


ふわりちゃんも写真観ますか?
気になるのはお魚ですか? ФдФ


なんか、撮影していたら日が差し込んできて
ふわりも光ってた 笑