ぼたんくんとふわりちゃん

2010年10月17日、また猫と暮らしはじめました。

読書日記[9]机に余談

2024-08-05 11:54:53 | 読書
昨日載せた本もですが
寝室の枕元や、仕事の机など手の届く場所に
置きっぱなしにしている本が何冊かあります。

仕事中のちょっとした空き時間や、
重い内容の本や長い話を読んでいて
なんとなく気分転換したくなったときに読む本です。

現実逃避にも使えます 笑



『大余談』

スチャダラパーが編集人を務める『余談』の
1号〜10号までのベストセレクション版。

数年前に出ているのを知ったのですが
書店での取り扱いがないみたいで
初期のものがなかなか読めずにいたら、
ちょうど良い感じにこの本が出まして。

パッと開いたところをちょこちょこ読むのが好きです。



『Neverland Diner』

都築響一さん編集の
100人が綴る「二度と行けない店」の話。

お店がなくなってしまった、
一緒に行く人がいなくなってしまった、
もう行く理由がなくなってしまった
そういうお店がきっと誰にでもあって、
私も思い浮かぶお店があります。

一緒にいた人との会話、好きだったメニュー、
当時は当たり前だったあの時間

この本はまだ読み始めたばかりですが
100個の思い出の中に自分と重ねる部分もあったりして
ノスタルジックな気分になります。
でも、文章が短くて軽く読めるのがいい。



この厚み 笑



ふわりちゃんは退屈そう。



キリッ (ФωФ)

読書日記[8]作家さんの読書日記

2024-08-04 15:18:27 | 読書
自分が好きだと思った本を書いた作家さんの
エッセイとか読書日記みたいなものがあると嬉しい。
どんな生活をして、どんな本を読んでいるのか気になります。

今回は隙間時間によく読む3冊。



まず、学生の頃から好きな
吉野朔実さんの『ALL IN ONE』を読んで穂村弘さんを知り、
穂村さんの本を何冊か読んだら面白くて。

そしてさらに穂村さんの『図書館の外は嵐』の中で知った
又吉さん(とせきしろさん)の自由律俳句の本を読むようになり。

他も読んでみたくて又吉さんの『第2図書係補佐』を買いました。

という流れで、今ここ状態。

さすが、ものすごい読書量の方々なので
知らない本がいっぱい紹介されていて楽しい。

ただ、今までの経験から
好きな人の好きな本が、自分も好きとは限らない
という事実があるので
気になった本は色々な方のレビューも参考にしつつ
この3冊で紹介されている中から読みたい本をさらに物色中。

ネットでレビューが見られて本当に助かります。

高校の時(35年くらい前)
『路傍の石(山本有三)』がすごく面白かった、と友人が貸してくれたので
読んだら本当に面白くて、一気に最後まで読んだのですが、
え?ここで? ∑(゚Д゚)
ってなった、あの消化不良感。

…読む前に「未完の名作って教えておいて欲しかった(T ^ T)

有名ですよね。でも知らなかったのです。。。
知っていたらちゃんとそのつもりで読んだのに。
夢中になった分、いまでもあの衝撃は忘れられません。

ネタバレはダメだけど、事前の情報は大事だと思います。



ぼたんもそう思いませんか?
興味なさそうですね。

最近のぼたん

2024-08-03 17:57:00 | ぼたんとふわり


こんなにかわいいぼたんくんですが、
衝撃の写真が撮れました。

お父さんのあごを執拗に舐めた直後を激写。



あごビチャー うわぁΣ(゚д゚lll)

お父さん大好きぼたんは、
あごを舐めたいスイッチが入ると、気が済むまで止まらないのです。


そんなぼたんの謎の鳴き声の話。

夜、寝る時間になると、みんな2階のそれぞれの寝室へ行くのですが
その直後から、1階からぼたんの
「あお〜ん、あお〜ん」
という、めちゃくちゃ低い、なんとも悲しげな声が聞こえてきます。

みんながいなくて寂しいのかと思い、
「一緒に寝室においでよ」と連れてくると
それは違うみたいで、部屋に入らず戻ってしまうし。

吹き抜けになっているので、
ぼたんの様子をそっと上からのぞいてみると、
ごろんと寝たまま、こっちを見もせず
「あお〜ん、あお〜ん」と鳴き続けている。。。

一体何がしたいのか (´ー`)

調べてみると、
ネコが低い声で鳴くのは不安なときって書いてあったのですが
そうなのかな? 何か違うような?

最近、家族の都合で私が一階で寝るようになったので
深夜の夜鳴き(?)はなくなりましたが
休日の昼間とか、みんなの姿が見えないと
「あお〜ん、あお〜ん」が聞こえてきます 笑

見えるところに誰かがいれば安心ということ?

ちなみに、そんなときふわりは
ちゃっかり誰かについていって一緒に布団で寝るか、
押入れとかソファとか自分のお気に入りの場所で
「我関せず」で爆睡です 笑



マイペースふわり。
いないと思って探したら、はるの机の下の棚に入っていたときの写真。


お父さんの新しいカメラの画像はとてもキレイ!

読書日記[7]タイトルが好き

2024-08-02 14:21:43 | 読書

本文やあとがきとかでタイトルの理由を知って

自分の中でピッタリはまると

その本がものすごく好きになります。

 

 

『半日寂寞』

初めて読んだとき、

文章もタイトルもすごく綺麗だと思いました。

「寂寞」が「半日」っていうのがなんだかとても良い。

日本語っていいな、というか、うまく言葉にできないのですが

やわらかくて、ちょっと切なくて無駄がない感じ。

この本に出てくる俳句もとても好きです。

 

 

『天使が通る』

浅田彰さんと島田雅彦さんの対談。

ニーチェとかフーコーについては、

もとの知識が乏しいのでわからないところが多いのですが、

最後のヴェンダースについての対談が大好きです。

けっこう辛辣というか、褒めている感じがほとんどないけど

ちゃんと愛を感じるところ 笑

『ベルリン・天使の詩』で好きなシーンがあるのですが

まさにそのシーンのこととか話していて面白い。

 

で、最後まで読んではじめて

「だからこのタイトルなのか!」ってなる。

 

天使といえば、

中沢新一さん『イコノソフィア』の「第五講 天使図」の文章が好きで

この文章の一節を、学校の課題に引用したりしてました。

思い出したら読みたくなってしまった。

 

 

『ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと』

 

これも対談です。

春日武彦さんと穂村弘さんが、

わりと軽いノリで「生き方」「死に方」について語っていて

先人の言葉とかを引用しつつ、話が進んでいく。

 

読み始めた時、お父さん(旦那)に

「今この本読んでいて面白いよ」という話をしたら

表紙を見て、

「VOWか何かのネタ」みたいなことを言われて

初めてその意味に気づきました。。。

本文にその辺も出てきたけど、それまで全然知らなかった (´ー`)

 

挿絵もかわいいし、

「この本ではこう書いてあった」みたいな感じで

たくさんの本が紹介されているので、

そっちも気になって読みたくなってきます。

 

こうして読書は続いていく。。。

 

 

さて、

フリーランスで仕事をしていますが、

今週は急に仕事が動き出しました。

聞いたら、今年のお盆休みは会社が8連休とか9連休とからしく

お盆進行なんですね。納得。

 

私が忙しくても、疲れていても

いつも通りのネコたちに癒されています。