軍需企業は国営と民営がある。
実態としてロシア現政権は軍事政権と見做せるのである。ロシア軍と関連省庁ならびに国営民営の軍需企業によって支えられた政権であろう。
もちろん内部で派閥はあるであろうし、実際に対立する有力者は出てくるのであるが、今のところプーチン現大統領が最大支持を得ているようである。これにより対立者は排除されるのである。
神輿を担ぐ者たちの方向性と違えていないため担がれている者も投げ出されないわけであろう。
現在のところロシア軍に関しては、まだ上層部はウクライナとの紛争に関して厭戦傾向までは達しておらず、多分むしろ一定の成果を得ないかぎりは自身の失脚に繋がるので当面は現状維持だと思われる。
ロシア市民は軍政体に慣れすぎかもしれない。ま、他を知らないのだし。
