昨日はびびの命日でした。
何年たっても、あの夜、電話の向こうから麻酔から覚めずに亡くなりました。の言葉と、電話を受けた場所、その時に自分が向いていた方向まで忘れることができません。家が大好きで、どこにいってもそばから離れなかったびびを、まさかこんな形で失うとは思いもしませんでした。ぶつけようのない辛さと耐えられないような後悔と。その後、プリンとまりんと珊瑚は自宅で私に抱かれて亡くなりました。それぞれの病気も違えば年齢も違う。びびはまだ10歳だったこと、初めての経験だったこと、心配はしたけれど、不安はあったけれど、直前に2キロもないプリンが子宮の手術をしたこと。そんないろいろな事から、まさか、麻酔で亡くなるという事は、考えも及びませんでした。
泣いても後悔してもびびが帰ってくるわけではないけれど、今でも、あの手術には、疑問も持っています。その時は、体調悪くなり、即入院、4日目の手術でした。
今、杏と空は17歳。ご飯もほとんど口にせず、でも、食べたいとその時に思ったものは食べられる。食欲もある。毎回、何種類ものフードを用意して、その時に食べられるものを食べさせています。空は腎臓も腎臓もその他のありとあらゆる数値が悪いので、療法食が良いのはわかっているのですが、こちらはどんなものもほとんど食べない。食べないと元気もなくなるので、とりあえずは口から食べるということを目標にしています。最近はささみと牛ステーキ、、ささみもボイルは食べなくなり今は焼いた方が好き。
食べる事が楽しみな杏と空。
食べながら足が崩れてしまうくらい弱っていますが、下痢に苦しんだ毎日も今は安定しています。
もっともっとと催促する杏と空を見ていると、今からどれくらいの時間があるのか誰にもわからないけれど、楽しく食べて、お散歩に行ける、そんな日が一日でも多く送れたらいいなと思っています。