あたち、まりんです。いまは、おねーたんのおうちにいます。
おねーたんと、おにーたんと、あたちがかえったあと、
たいへんなことがおこりました。
あじゅおねーたんが・・・・・・
あじゅおねーたんが、ままとしょらおにーたんおいてにげちゃった・・・・・・
それは・・・・・
ままがぶろぐおやすみしているあいだのこと。
おうちのそとから、ままのさけびごえがきこえて、びっくりしました。
しょらおにーたんの、わぉーんっていうこえもきこえました。
さんご、どきどきしました。
あじゅおねーたん、どうしたんだろうっておもいました。
ほんとにあのこは、ちいさいときからちょろちょろしていたのですけれど、
そんなことはいままでいちどもなかったのに・・・・・・・
ほんとに、もう、いくつになってもめがはなせないわ。
そうなんです。ある日の夕方・・・・・
散歩から帰ってきて、門を開けるとき手が滑ってリードが落ちてしまった。
そのまま、杏は逃走したのです。
家の横の道を南へ・・・・・・
あんず・・・・
振り返っても、近寄ると逃げる。
こんなこと初めて。といっても、放したこともないのですが。
その後、戻ってきたと思ったら、今度は北へ、西へ。
空もあせって、遠吠えする。私は叫ぶ。もう、パニックになってしまって。
もう、暗くなりかけているし、車の多い通りまでもすぐだし、行方不明になったら・・・・・
車にはねられたら・・・・・
なにに興奮したのか、わんわん叫びながら走り去る杏。
血相変えて追いかける私と空。
その時、杏が散歩道のそばのマンションの玄関に。
そこで、なんとか確保。
私は疲れ果て、その後、体調不良です。
こっぴどく叱られた杏は?
横でお座りして、話を聞いていた空の方が神妙な顔していました。
娘と息子に電話して、二人からも叱られた杏でした。
びびにも、もちろん叱られたでしょうね。
あれから、数日経ちましたが、まだ元気がでません。
でも、行方不明にならなくてよかった。
みなさん、ままにしかられました。
おにーたんにも、おねーたんにもしかられました。
びびままにもしかられました。
でも、
あじゅはげんきです。
しょらちゃんは、あじゅちゃん、しんぱいしたよっていいました。
おにーたんも、おねーたんも、よかったっていいました。
ままは、あんずってちからいっぱいだきしめてくれました。
びびままはよる、いっしょにねてくれました。
あじゅはげんきです。