Fremantleの街を訪れて。頭に流れたのはこの曲のこの一節。
「海沿いの街に 引っ越してきた
砂漠の隣のシーサイドに
目抜き通りには 色とりどりの ショーウィンドウが
ほどよく並んでる
ローライダー
僕の自転車 0.2インチ ペダルはピクルス
ベイシティーローダース聴きながら 人々の間をすり
抜けていくよ
小さなジャンプきめながら 僕はバイト先に向かって
る」
「冷麺」 All words by KENICHI ASAI from JUDE
アルバム 「Electric Raibow」
VKCJ-33 P&C 2005 SEXYSTONES RECORDS)
僕の好きなロックミュージシャンのベンジーこと浅井健一が「JUDE」という
バンドを組んでいたときに作った曲。この歌の一章節目がこれなんですけど、
Fremantleという街はまさにこの歌にあるとおりの雰囲気でした。
仕事の後のビール。
「仕事終わりにパブで一杯」と書いて「今を生きる」と読みます。
それが海沿いの シーサイドシティ のパブでコロナとくればもはや
言うことないでしょう。レモン入れてみたりなんかしてみたりして。
夕日が海に映えてきれいだけど、とくにコメントなしです・・・・
海上レストランになってるんですね。いい景色でしょうね。(実は半分どーでもいい)
もしハリケーンYASI級の嵐がきたら
この施設は海のもくずですな。夜とかきたくないもん、ジョーズとかいきなり襲ってきそうで
怖い・・・・シロクマックスは海が苦手です・・・・・
やっぱり人間は丘の動物じゃないかと。海より陸の方が心地いい。
見事なまでの目抜き通り。見えないけど、ちゃんと目抜き通りになってます。
きれいに区画された街っていうのは、それはそれでいいもんです。
人が住みやすいように造ったのが街なんですから、
本来街に住んでいる人たちはみんな幸せな生活を送ってしかるべきだと
思うんですが。なかなか額面とおりにいかないのが大人のやることです。
フリメントルの街は夕日に輝いて生き生きと脈うってましたよ。
世にも幸せな街を目にしました。
ベンジーの歌詞にあるように、「程よく」ショーウィンドウが並んでます。
なんかのお祭りでしょうか。ごったがえしてました。
あんまり混雑してるのも好きではないのですが、
「人ごみ」っていうのは繁栄の証でもあるわけですね。
僕は表を誰も歩いてない、ゴーストタウンのようなアメリカの田舎町が
気持ち悪いと思います。「街」っていうのは人が住んでいるから「街」
なのであって、ただただ車だけが行きかって、人っ子ひとり
表を歩いてないというのは不自然じゃないかと。
こんな風に金曜日の日暮れを過ごして暮らしている人たちを
朝の出勤時の「東西線」や「山手線」に乗せてみたい!!乗車率150%の車内に
ぶち込んでみたい!!!ジーザス!!とかいうのかな!?
フリメントルのゆったりとした金曜の午後がリアルなら、
花金の銀座もリアルでしょう。行ったことないけど。
ところ変わればリアルもいろいろありますよね。
どこが好きかと聞かれたら、ちょっと難しいですね。
言えることは、Fremantleの午後は最高でした。コロナ一本10ドルも
気にならないくらいに。パース周辺さいこー。
次号「おちゃめなビリー君」に続く