テーオーブユウデンＪＲＡ（中央競馬）でついに勝ちあがったよ～。
中央で一つ勝つというのは本当に大変なことで、
中央で勝利した馬全てをエリートと呼んでもさしつかえないと思ってます。
ケンタッキーのWinchester Farmでブラシをかけがてら
「お相撲ごっこ」をして遊んでいたのがなつかしいです。
自分がアメリカで面倒をみさせてもらっていた仔馬が
ＪＲＡ（中央競馬会）で勝ちあがるのはなんとも不思議な
心持です。これで一着賞金500万円ゲットだね。
稼いでくれたも～れ。
パースに来てます。と言ってもパースの市内ではなく、60キロほど南へ行った、
Keysbrook（キースブルック）という場所にある牧場内に、アーリンベイルの
馬たちはいます。セールまで1週間馬房を借りているのです。
ボスのジョンの奥さんのクリストルと先行して現地入りしました。
一路キースブルックへ。ところが大問題が発生！
このクリストルが強烈な方向音痴で、なんと方向音痴で名高い
シロクマックスをはるかに超えるレベルの音痴なんです。
これは僕のことを少なからず知っている人ならほとんど信じられない
レベルだということがお分かりいただけるかと。
なにしろ I phoneで目的地だけは表示しているのですが、パース空港から
の道のりが全く判らないとかで、南へ行かなければならないのに、最初の15分は
北へ高速を爆走してました。で、僕がこれは絶対おかしいと気づいて、
仕方なくパソコンを開いて、optusのワイヤレスモバイルで
グーグルマップへアクセス。全く逆方向へ進んでいることを説明して、
Ｕターン。大変な目にあいました。
で、やっとこさたどり着いたファームがこんな感じ。ちょっと高台にあるのね。
馬が一頭ぽつんと放牧されていますね。
このファームはけっこう敷地だけなら広いと思います。
ただあまりにも暑すぎて草が全然生えてないのね。
草が生えていないので、急遽草を買いにPinjarraの町へ。ピンジャーラはたまに
競馬を開催しているので、ＡＵＳの競馬関係者は知っているでしょう。
けっこうこじゃれた街です。
ピンジャーラのストックフィードショップ。
クリストルがむちゃくちゃ言い出して、アーリンベイルから持参した
乾燥とうもろこしがどうもあまりそうだから、干草と「交換」してもらおうとか。
Stone Age? 原始時代っすか？
物々交換に応じるのか？どーなんだピンジャーラ！？
結果的に無問題。どんだけお人よしなんだここの店主は。
しかもレンタカーのハッチバックに草ぶっこみ。これって返却するとき掃除機かけるのは
間違いなく俺なんだけど・・・・・クリストルけっこう無茶しますな。
時に！！！！この車。 現代（ヒュンダイ）のGetzという車種なんですけど・・・・
どー見てもVitzの朴李（パク・リー）さんでは！？どーなのよ大韓民国！？
パクリなのか！？
ってことで続く。
明日オーストラリアの西の果て、パースへ行きます。メルボルンからだと、
飛行機で5時間です。これってＮＹからＬＡに移動するのとほとんどいっしょ。
約5000キロの旅です。日本列島が確か縦に3000キロだから、なにげなく
遠いですね。時差も3時間あります。パースからだと、シドニーにでるのと、
南アフリカにでるのでは、時間的には大差ないのでは？
それほどパースは別世界の印象です。
おそらく人生で最初で最後のパースです。
2週間しっかり仕事をしつつ、パースライフを楽しんじゃおうと思っています。
とはいいつつ、やはり新しい土地へ赴くのは多少なりとも
緊張感をともなうものです。この緊張感がなくなったら終わりだとも
思います。僕は比較的いろいろな場所で仕事をする機会が
多いように感じていますが、いつも新しい街、新しい職場、新しい環境に
移る時はどきどきします。
このどきどき感がなくなった瞬間が、つまらない大人になった瞬間だと
思ってます。僕は常にフレッシュな感覚を持ち続けたいと願っていますし、
それが自分にとって一番適した人生の過ごし方だと信じています。