或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

クリスマスの飾りは、いつまで?

2006年01月12日 | ハンガリー(日常)
当地の数少ない日本語情報誌パプリカ通信2006年新春号で、毎回楽しみに
読んでいる鷲尾亜子さんのエッセイに「ツリーを片付けるのは、クリスマスの
直後ではなく1月6日か2月2日である」「1月6日は公現節(東方の三博士が
キリストを訪問して祝辞を述べたことを記念する日)、2月2日は「聖母マリア
の清めの日」である」と読んで勉強になりました。

さて、では近所のスーパーマーケットはどうかとといいますと、建物入口の壁面に
今も電飾をよじ登るサンタクロースのお人形がそのまま。建物の前にある大きな木
につけられた雪の結晶をかたどったイルミネーションも夜には、昨年末同様に点灯
されています。さらに、さまざまなハンガリー関連サイトで話題に上っていた
クリスマス名物、切り株型のドーナツのような味のパン(ケーキ?)を売る屋台も、
まだ焼き立てを売る湯気をあげています。

屋台の切り株型の甘いパンは、普段くちにするハンガリーの焼き菓子より柔らかく
美味しいので前を通るたびに買ってしまいます。2月2日まで屋台が居てくれたら、
1ヶ月くらい楽しめちゃってうれしいなぁなんて思いつつ、幾らなんでも2月まで
は居ないかも・・・と、クリスマスの飾り付けと一緒に屋台も消えるだろうと思う
と寂しい今日この頃・・・。

ショッピングセンター入口の飾りつけはクリスマスのままでも、昨日訪ねた文具・
ラッピング・カード類を置くお店では、店員さんが次の発注にどんなものがいいか
を相談しあっていて、話題は「イースターには、これよ!」などと真剣でした。
すでに長い冬の終わりに待つ、春のお祝い、イースターへと関心がうつっている
のを聞きながらハンガリーの春に想いを馳せました。

コメント
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