想い出の時を刻む

趣味を楽しみながら、今日の思いや出来事を綴り、想い出として残していく日記

旅先での出来事1

2015年09月04日 | 旅行

 北京での出来事/爆弾豪雨にみまわれる

 旅行初日の事です。朝9時ごろの飛行機で関空から北京まで向かい3時間ほどのフライトで無事北京空港に到着することができました。早速出迎えてくれたガイドさんに案内されて市内のホテルまでバスで直行。日本大使館前のホテルでしたが、雰囲気の良い立派なホテルでした。

 

 丁度夕暮れ時にホテルに着いたので、すぐにチエックインを済ませ各自自分の部屋に荷物を持って入り簡単に整理を済ませ、すぐにホテルのロービーに再び集合し、全員で外の食堂へ食事に出かけるようにした。

 

 それまでこれと言ったトラブルもなく順調に日程を消化できたので、みんな楽しい気分で外食に出かけることになったのですが、実はそこから大変なトラブルに巻き込まれる事態に遭遇したのであります。

 

 30分程バスで行くと目的の食堂へ到着すると聞かされていたので、14人ほどの集団で行動をしていた私たちは車中で楽しい会話をしながら食堂へ向かったのですがどうしたことか、渋滞にまきこまれ30分で着くはずの食堂まで1時間かってしまったのです。

 

 そんな訳で途中多少イライラもしましたが、普段日本でもこうした渋滞に巻き込まれ、到着が遅れた経験もあるので、それほど気にすることもなく夕食をみんなで楽しく済ませることができました。

 

 そして、食事も無事に終え、ホテルに帰るため、みんなバスに乗り込みいざ出発。美味しい食事も済ませホットした気分でバスに乗ったのですが、バスが出発してから、ほんの10分程が過ぎた頃、急に空が真っ暗になり突然雨が大量に降り注ぎ、風も激しく吹き荒れるいわゆる爆弾豪雨にさらされ、目の前の道路があっと云う間に冠水してしまったのです。

 

 さ~ここからが大変。急な雨で道路が冠水した結果、乗用車が池のようになった道路で動けなくなり道を完全に塞いでしまったため、大渋滞が発生したのです。道を行き来する人たちも、ひざ上まで届きそうな水溜まりの中を歩いていくため、みんな靴を脱ぎズボンやスカートをあげ裸足になって道路を渡っていました。

 

 私たちの乗ったバスもまさにその大渋滞に巻き込まれ、全く身動きが出来なくなり立往生してしまったのです。その結果、車で30分程で着くホテルになんと4時間もかけて戻ることになり、ホテルに着いたときは時計の針がもう12時を過ぎていました。

 

 それまですべて順調に行ってた旅行初日だったため、みんな気分よく夕食を楽しみホテルに帰って長旅の疲れをとるつもりでしたが、とんでもないトラブルに見舞われてしまい、結局最後はクタクタになった状態で中国での一日目がスタートしたのでありました。

 

 


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