想い出の時を刻む

趣味を楽しみながら、今日の思いや出来事を綴り、想い出として残していく日記

久しぶりの再会

2015年02月05日 | 思い出

  昨日、東京から私の親友が訪ねたきた。久しぶりの再会である。昼の2時過ぎに会ったのだが懐かしい話で会話が盛り上がり、いつしか気が付けば夜中まで話し込んでいた。

 

 彼と知り合ってから、もう20年が過ぎる。

 

 彼は東京に住み私は神戸に住んでいる。いわゆる遠距離恋愛のような付き合いだ。(男同士だからと言って野暮な想像はしなように…ハハハ)彼と初めて出会ったのは会社の研修旅行の船の中だった。

 

 

 以前から彼の顔は知っていたのだが私は関東の人とは気性が合わないと感じていたので、彼と話すこともなかったのだが、彼はそんな事にはおかまえなしで、私に積極的に話しかけてきた。そのお陰で打ち上げの宴会が終わる頃には二人で親しく話をする関係になっていた。

 

 だが、いくら親しくなったと言ってもその場限りの関係に過ぎないし、お互い職場に帰れば、遠く離れた知人に過ぎないのだが、不思議なことにそれから研修があるたびに彼と出会うようになり、いつの間にか彼が私の身近な存在になっていた。

 

 こうして彼との付き合いが始まったのだが、彼と本当に親しくなったのはそれから何年も過ぎてからのことである。

 

 ある年の年末、彼から電話があり、友人3人で神戸に来ると言ってきた。私は何か仕事の関係で来るものだと思い、何も考えず彼らを出迎えたのだが、後で彼に聞いてみると、仕事とは全く関係なくただ私に会いに神戸まで来たと言うのである。

 

 私はその話を聞いて驚いたのと同時に、私のようなくだらない男に会うため、高いお金まで使って来てくれた彼の気持ちがありがたくて胸が熱くなった。その日は4人で夜遅くまで楽しく飲んだ事を今でも鮮明に覚えている。

 

 

 それから、彼は毎年のように私を訪ねて神戸に遊びに来てくれるようになった。そして仕事でこちらに出張に来ても必ず私と会って二人で食事をしたり飲みにも出かけている。

 

 

 今、私は仕事を引退し、彼はまだ現役でバリバリ働いているのだが、二人の関係は変わることなく続いている。

 

 彼は今風に言うとイケメンでありスタイルもよくおしゃれでもある。それでいて本当に気さくで飾らないし、人の優しい人間であるからみんなに好かれている。特に彼は私と飲みに行くと女性の人気をいつも独り占めにするほどモテ男である。お陰で私はいつも彼の引き立て役にまわされ大いに迷惑をしている。だが、私はそんな彼が大好きだし、義理堅い彼の人柄にいつも魅力を感じ尊敬もしている。(ちょっと羨ましいけど、わたしには真似ができません)

 

 わたしは、こんな彼と親友になれたことを本当に誇りに思うし、彼を永遠の友としてこれからも永くつきあって行きたいと願ってる。

 

 

 今日は彼と久しぶりに再会し、楽しい時間を過ごした昨日の余韻がまだ残っていたので、少し過去の想い出を書いてみた次第である。

 

 


1 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-02-05 17:17:04
昔親が言ってました。親は子ども先立って逝くので、持つべきは親友だと!友を大事にしなさいと言われ老人の域にいつしか入りましたが、そこまで惚れ込む友人となると、考え込んでしまいます。生涯の友を思い浮かべ、今の自分を反省してます!
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