大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

いざ!春のスキルアップキャンプ3日目~水~

2016-03-28 23:19:40 | 2015春のキャンプ

いざ、3日目! 
今日のテーマは人間に必要不可欠な<水>です。 

ぐっすり眠ったら、お仕事の時間までしばしまったり。

 

朝のお仕事はいきものがかりと冬囲い外しのおてつだいがかり。

  

朝ごはんももりもり!
朝食のメニューは
カスベ(エイ)の煮付け、おとうふ、野菜サラダ、味噌汁、ご飯とブルーベリーヨーグルト。 

さて、今日は朝からおでかけなのでお昼ごはんのおにぎりをみんなでにぎにぎ。

    

お好みの具を入れて。
特大の爆弾おにぎりコンビも登場。

準備をしたらいざ、出発!
黒松内が誇る、歌才ブナ林へ。 

 

日に日に雪解けが進む今の季節、
最後の残雪de雪遊び。

お相撲をとったり、ひなたぼっこしたり、雪のテーブルをつくったり…
春を感じさせるとてもここちの良い晴天の下、思い思いに楽しみます。 

   

一遊びしたら、自分たちでにぎったおにぎりをいただきます!
おいしい!塩の味がしない!
それぞれのおにぎりをみんなぱくりとお食べていました。 

 

ごはんを食べたら、雪遊びの続き。

せみのぬけがらを見つけたり、スタッフに押し合いを挑んだり、木のイスをみつけたり、そりですべったり。

     

この良い天気だと雪もべちゃべちゃ。少し遊ぶと靴や手袋もがなりながらも
遊びきっていました。

作った雪のテーブルも元に戻しておかたづけ。

   

帰り際に雪解け水でできた小川を発見。
春には水芭蕉が一面にでるところです。

入り口まで戻ったらみんなが遊んだブナ林に流れている川も流れ込んでいる
朱太川を橋の上からみにいきました。
この川が自然学校のそばも通って海につながっていいて、
対岸にはむかーしむかし海だったころからの地層を観察できます。 

 

学校にもどったら、
グラッチェにもただいまー!
 

朝から全開で遊んでいたので、30分休憩タイム。
静かに過ごします。

  

・・あれ? 

よかった、ちゃんと休んでる!

少し休んだら、次は朱太川とたどって、海まで向かいます。

隣町寿都との境界からも朱太川の景色を眺めます。 

そしてこの朱太川がいきつく、寿都湾日本海。

海岸にはいろいろと落ちています。
いろいろな色・形の貝殻、木の実、流木などなど、
お気に入りのものを拾ってあつめました。

     

 

日本海をバックに。

たくさん拾ったら学校にもどり、
次は水をつかえる状態にする方法について。
土や砂などのまじった汚れた水も、
工夫を加えれば飲んだり、ほかのことにつかえるようなきれいな水になります。 
ろ過と蒸留、2つの水をきれいにする方法についての話を聞いたら、
いざ、実践! 

 

      

マスク、ティッシュ、コーヒーフィルター、紙、かなだわし等、
それぞれがどれだけろ過できるか実験。

結果を書き込み、みんなで共有。
ものによって汚れた水をきれいにできたもの、できなかったもの、
あったけどできたもの、いろいろな結果になりました。 

  

さてさて、きれいな水もできたことで、
お待ちかねの夜ご飯。

今日の夕食は…
かに!そしてとれたてのヤリイカのお刺身、カレイの唐揚げ、サラダ、鶏肉のスープにごはんです。 

  

まりこさんにかにの食べ方をおしえてもらって、いただきます!

ご飯のあとは、自由参加のクラフトの時間。
が、全員参加になりました。

夕方寿都の海で集めてきた貝殻などを画用紙にはって絵の一部につかったり、
穴をあけてひもを通し、ネックレスにしたり。
いろいろな作品ができていました。
これは家にかざるのでしょうか? 

     

時間いっぱいまで作品作りにはげみ、
寝る準備をしたら自由時間。

女子部屋ではやりのグラッチェごっこ。みんな上手! 

さて、消灯時間がきたのでおやすみなさい。

明日もいろいろな体験がまっています。

3日目になり、スタッフと子どもたちの仲もますます深まっているように感じます。
明後日には野外泊をひかえているので、
そこに向かってみんなの気持ちも高めていきたいと思います。

(ちこ)