さぁ、春の長期村「いざ!春のスキルアップキャンプ」の1日目を過ごしました。
今回も道内各地から参加者が集まってきました。
札幌組はお昼集合でぶな森3Gワゴン車による移動、現地は15時頃に到着です。
名札と自己紹介シートを記入します。
今回は参加者7人、ボランティアスタッフ1人+ぶな森スタッフといった、比較的小規模の構成。
みんなの部屋の入り口の靴をきれいに並べてくれた子もいました。
ありがとう!
ぶな森全くの初めての参加者はいないということもあり、館内説明などはパパっと終了。
みんな車に乗ってきたこともあり、体を動かしたい様子。明るい内に外に出て、ご飯までの間はグラウンドで遊んじゃいましょう!
まずは「カメラ」などと言われるネイチャーゲーム。手でフレームを作り、自分が「これだ!」と思う景色を切り取ります。
時期が時期だけに、冬の終わりや春の始まりといった題材がいいですね。
△を作ってしまって上手く□を作れない子は教えてもらいながらも、スタート。
「フキノトウ」「青い空」「オオイヌノフグリ?」「葉を開き始めたクローバー」「サクラの木の芽」などの色々な春を、
「夕日」「グラッチェのあしあと」「雪から出てきた洗濯バサミ」などの良いシーンもたくさん見つけてくれました。
次に「色鬼」もしましたがこれも春になってきたからできる遊びです。
白色と茶色だけの世界は終わり、春の様々な色が出始めています。
そしてぶな森の楽しみの一つといえば、やはりキッチンまりこのご飯。
今日もたくさんの品数と量を用意してくれました。
そしてそれに応えるように、みんなもおかわりしていましたね。
今日のメニューは
たらのフライ、マカロニサラダ、キャベツ、もも肉の炒めもの、白いご飯。
今回マツモ(マツボ)のお味噌汁だったのですが、これは美味しいです。北海道に来るまで食べたことがありませんでした。
長期村の夕食後はたいてい自由時間なのですが、今日は「出会いの日」、交流の日です。
体育館にて、再び全体遊びを行いました。
まずはぬいぐるみを使ったゲーム。
一人ひとり順番にぬいぐるみを投げてパスしていきます。
途中で落としたら最初からやりなおし。そして増えていくぬいぐるみ。
ただ投げるだけだと、なかなか最後の日とまでたどり着きません。
そこで、良いアイディアがでてきました。
「名前を呼んだら良いんじゃない?」「優しくなげよう」
などなど。やり方をかえてみると、さっきより続く!
途中何度も良いところまで落としてしまいましたが、
みんな落とした人のことを責めることなく、
最後には目標としていた5つのぬいぐるみを最後の日とまで繋ぐことができました。
やった!思わず万歳、ガッツポーズ、踊りだしています。
これから5泊6日過ごしていく仲間との最初の夜。
ゲームを考えてくれたりーはんは、
名前を覚える、相手のことを考える、失敗しても責めない、などのメッセージを
ゲームを通して伝えていました。
ゲームをクリアしたら、みんなだいすきドッジボール。
ぶな森の公式球大玉をつかいます。(盾アリ)
最後はペアを崩しながら鬼が追いかける「ガッチャン」。
体育館消灯の20:30までキッチリ時間いっぱい遊んできました。
みんな動きが素早やすぎて、カメラに写りません。
走り、跳び、投げ、滑りと、それぞれのアクションがアクセルベタ踏み全力です。
ちょっと用事があり事務室に戻ったのですが、それでも体育館から聞こえる笑い声叫び声に釣られて、こちらの作業も楽しく出来ました。
途中1回休憩していたのですが、スタッフが必至に水分補給をしていました。
体育館を消灯した後はそれぞれが就寝準備をし、1日目の今日が終わりました。
女の子はリーハンに台湾の歯磨き粉を試させてもらっています。
‥‥準備してる?
~・~・~・~・~
ぶな森のおきては2つありますが、そのうち一つは
「子どもはおおいに遊ばなければならぬ」。
今日はみんなが出会う、交流の日。
おおいに遊ぶことで、自分を表現し、相手を知ることができました。
この6日間はみんな楽しく仲良く過ごせそう、そう感じられる今日でした。
(たつみ)