大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

オッホまつりスタート

2010-08-13 17:57:46 | 10 夏

 現地時間6時半。さよならパーティ(オッホまつり)がスタートします。

 2期中盤頃より登場した自然学校紙幣オッホ。そのオッホでパーティの料理と交換ができます。オッホを貯めていない子もいるので、会場にはオッホを獲得できる夜店がでます。

「お玉でオタマジャクシすくい屋」は、一回10オッホかかりますが、脚が生えていないオタマ2匹すくい上げると10オッホ、脚の生えているオタマ1匹10オッホ、エゾサンショウウオ1匹20オッホ、ヤゴ30オッホで、15秒間ですくえます。

ゴム鉄砲の投的当屋、磁石付きの釣りざおの釣り屋、ストーンペイント屋さんが出ました。料理はイタリア、韓国、台湾の学生スタッフも腕をふるいました。




飛び込み開始

2010-08-13 10:28:02 | 10 夏

さあさあ・・最後の飛び込みだぞ。 引き潮状態で岸壁から海面までは4m50cm、その上に立っていますから、5m以上。 幸い、嵐の後なので海水はちょっと透き通っていないので、高度感に幸いしています。

次々に飛び込む中、ふれあ と はるのすけが未経験者。

はるのすけ・・本気だったのか・・
「飛び込んだら 100オッホくれる?」
財務省のJOYが渋そうな顔をしていましたが、強引に押しこんで・・
「ヨッシャ!」

しかし・・・、皆が躊躇なく飛び込んではいますが、いざ岸壁の突端に立つと高い! 

飛び込めない・・・

後ろに飛び込みたい人が並びだす・・・ 飛び込こもうとしている本人ひとり以外はすべて応援団か観客。

5分・・・8分・・・10分 と時間は過ぎてゆく

数歩下がって、跳ぶ練習、スタッフに気合いを入れてもらったが、しゃがみ込んでしまう場面も・・。 それでも待つ・・・ 応援歓声が高まったり、静まりかえったり・・・

12分・・・15分・・・

「飛びたいか?」・・・「・・・うん・・・」

「怖いと思ったらやめよう。自分を守るのも勇気だよ。自分で決めるんだ。」

やはり飛び込めない・・・

ついに、ジョイから「帰るよ~」合図が出た・・。

「もう、時間だ! まず、待っている後ろの人を先に飛び込んでもらおう。そして、最後にもう一回時間をあげるよ」

5人ほど応援と順番待ちで並んでいた子ども達が 次々と飛び込む・・。
その中に 思い切りよく ふれあ も続いた・・・。

そして、次の瞬間・・・

彼も走り出して・・・

跳んだのでしたぁ!

うぉ~~!! 湧きあがる拍手と歓声!!!

よくやったぁ・・はるのすけぇ~!!

みんなが一体になった瞬間でした・・。

(私も・・思わず・・涙ぐんじゃった・・・)

***

帰って来て、シャワーを浴びてかたづけて、昼食。 座っていた彼をつかまえて・・小さな肩組んで・・・

「な、はるのすけ、約束だからオッホがでるけどさ、オッホのために飛び込んだんじゃないよな。自分のためだよな」

「うん、わかってる! 俺さ、いのちかけてた・・」

くらいの躊躇のすえ、自分にかけて 飛び込んだのでした。



まっくろ黒松内介

2010-08-13 07:07:06 | 10 夏

 自然学校には、黒松内町の鳥であるクマゲラのキャラクター「まっくろ黒松内介」がいます。 この黒松内介のキャラクター似顔絵コンテストが期間中開催されました。

 キモカワから、スタイルファッション系、ファンタージー系といろいろなバージョン絵の応募がありました。

いい雰囲気です。

2010-08-12 19:35:37 | 10 夏

各チームごとに温泉へゆき片付けをし、要領のいいチームはチャレンジの報告づくりを初めています。

 皆でいろいろなチャレンジを成功させて帰ってきた達成感と安堵感から、自然学校全体にラブリィーな空気が流れています。 安心できる場所に安心できる仲間と一緒に過ごす・・、この居所(いどころ)感を子ども時代に十分に感じることがとても大切です。

 それは、今は、ここ長期村という特定の場所ですが、いずれ、子ども達の心の中の「より所・安心の領域」として自己念化されるでしょう。自分が安心できる領域を自分で自分の心に創れるようになるでしょう。

すると、人は新たな未知な世界へ一歩を踏み出すことができます。