現在では日常生活に欠かせないLEDですが、実は60年前から存在していたと言うのはご存知でしょうか?
このLEDの開発から私たちの生活に実用されるまでの歴史の中に、開発者の様々な想いが込められています。その想いを知ることで、私はLEDに対する見方が変わりました。
LEDは、1962年にアメリカの科学者であるニック・ホロニアック氏によって赤外線LEDと赤色LEDが開発されました。
そして、開発から10年後である1972年。ジョージ・クラフォード氏によって、黄緑色のLEDが開発されました。残りは光の3原色である青色のみとなりましたが青色は自然界になく開発は困難を極めました。
この時、LEDを一般家庭に普及させ消費電力を大幅に削減したいという想いで研究し2年間で実験は1,500回に及んだのだそうです。
1986年に名城大学の教授である赤崎氏と名古屋大学の天野氏により青色LEDの素材でる窒化ガリウムが世界で初めて製作されました。
その後1989年についに青色LEDが開発され光の三原色が揃い、白色のLEDを作ることができ今の生活になくてはならない存在になりました。
この功績がのちに世界中の照明器具の革命が起きたので、この赤崎氏と天野氏の絶対に成功させるというコミットがなければ実現していなかったかもしれませんね。
https://tracpath.com/works/story/nobel-prize-blue-leds/
赤崎氏と天野氏と、より実用的なLEDを開発した中村氏によって今の生活が支えられ、その功績が認められてノーベル物理学賞を受賞しました。
この3名がいなければ今の生活はなかったと言っても過言ではないですね!
常にチャレンジし続ける人がいることで今の世の中があると考えると、過去の偉人に対し感謝の気持ちでいっぱいになります💡
皆さんもLEDを見かけた際は、開発者の想いや歴史を思い浮かべるとまた見方が変わるかもしれませんね!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます