お久しぶりです ボクちゃんは元気です!!
ブン太もあと二ヶ月で13歳
いつまでも“おちゃらけ”でいて欲しい
でも、現実はなかなかそうはいかないもので・・・
今回は そんなブン太の現状を記録として綴ることにしました
一昨年から耳の遠くなったブンは、だんだん分離不安が強くなり
“徘徊” 様の動作をするようになりました
居間でコックリコックリ居眠りをしていても突然“ビクン”と飛び起き
室内の隅から隅まで、同じところを行ったり来たりする
背中を丸めて 尻尾は下がりっぱなし
飼い主がいくら止めてもすり抜けてゆき、止まらない
隣部屋にいけない様にすると、扉を力いっぱいガリガリし
この状態は小一時間続き、疲れるとまた寝そべってウトウト始める
その場所は必ず人間の通路であり、通り抜ける際は
細心の注意を払っても気づかれる場所です
音が聞こえないので、身体を張って飼い主を見張って
いるかのように・・・
留守番中のブンを監視カメラで観察していると
たまに室内をウロウロし、玄関で飼い主の帰りを待っている
そんな状態をみて、母ちゃんはできる限り
明るいうちに帰り着くようにしました
今までは、車の音や父ちゃんの帰るコールだけで反応し
玄関で待っていたブンが、飼い主が玄関から居間に入ってきても
姿を見るまで帰ってきたことに気づかないようになっていました
日常生活で指示するときは、今までと同じように話しかけ
アイコンタクトと大きな動作で指差しすることで
特に支障はありませんでした
このような“徘徊”のきっかけが、何かの痛みによるものなのか
フラッシュバックなのか、老年性精神反応なのか
当然ながら、ブンが人間語を話せないので確かめるすべもない・・・
このまま穏やかに症状が進んでいくのなら、様子をみるつもりでしした
しかし、日を追うごとに夜中の“徘徊”がひどくなってくる
勝手に“徘徊”しているのならまだよいけれど
必ず飼い主を起こすようになりました
だいたい11時頃に一緒に就寝し、深夜1時・3時・4時・5時と
普段と違うピヨピヨ啼きや壁をガリガリしたりし飼い主を起こす
最初のうちは躾のために無視していが、やはり普通ではないため
飼い主のどちらかが交代して起き、抱っこしたりする
ただ“徘徊”をみて 落ち着くのを待つという状態が続きました
ひどい時には、飼い主が起きたのを確かめると
自分はトットと寝てしまう、という気まぐれにもつき合わされ
これは老年性の精神異常がそうさせているのだから
なるべく対応しようとしていたけれど、人間の身がもたない
やはり、このままでは心配だし、ブンも辛いはずだから
仔犬時代からお世話になっている獣医さんに相談することにしました
耳が聞こえなくなった時期からの経過をメモ書きし先生に渡すと
様子は理解してくれ、それから丁寧に説明してくれました
食欲もあり体重も落ちていないし、好奇心も変わらない
見た目は健康そのもので、尿・便状態も良好であることから
老年からくる耳の障害が引き金になっている可能性があります
目はそんなに悪くなってなく、歯も大丈夫です
膀胱結石はありますが、それが悪さをしているわけではないようです
この年齢で血液検査やCT検査で何か見つかったとしても
ほとんど根治治療はできませんから、経過をみていくしかないでしょう
一年以上が経過した現在は、ブンも飼い主も落ち着き
雪解けが進み 春が待ち遠しく感じるこの頃です