世界遺産ともなった屋久島の縄文杉は樹齢7000年と言われている。
つい最近まで常温多湿・年間安定した降水量等の恵まれた環境がはぐくんだものと思っていた。
27日午前4時頃、目がさえて何気なくNHKテレビのドキュメンタリー番組を見ていた。そこで初めて台風や栄養の無い火山灰土壌(表面わずか5cmほどに栄養を含んだ土がある)等、決して恵まれた環境ではない事を知った。
他の杉と屋久島の杉とは切り口を一瞥すればすぐ判別できるという。
成長が遅く年輪が非常に細いからだ。
企業も同じではないだろうか? 恵まれた環境ですくすく育った木が突然の風に弱いのと同じく、急成長し、やる事なす事全てヒットと言う様な企業では一寸した危機でも引く、我慢する等の対処は難しいだろう。
その危機をとりあえず先手としてリストラ等思っている企業に下記昨年の資料をささげます。(特に真っ先に7,000人以上もの大量解雇を発表した大企業様へ)
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<取引先や社員重視……経産省が日本的経営を再評価へ>
経済産業省は22日、日本経団連などと連携し、「日本的経営」の良さを見直すための研究を始めることを明らかにした。日本的経営は、長期的な視点に立ち、取引先や従業員などを株主以上に大切にすることなどが特徴とされる。
省内に研究会を設けて来夏までに報告書をまとめ、M&A(企業の合併・買収)の増加や終身雇用の崩壊などで揺らいでいる日本企業の自信回復につなげる狙いだ。
研究会は、国内外の著名企業に聞き取り調査を行う。手始めに今月末、トヨタ自動車、キヤノン、武田薬品工業などの経営幹部と一緒に訪米し、化学大手のデュポン、医薬・日用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソンなど長い歴史を持つ米国企業の経営層と意見交換する。
米国企業は、株主の利益を重視して短期的な利益を追求しているとみられている。研究会は、長い歴史を持つ企業は米国でも長期的な視点で経営していることを確認したい意向だ。
日本的経営は経済成長の原動力になったとして、1980年代に国際的に高く評価された。しかし、90年代の不況でリストラを行う企業が増え、終身雇用などの日本的な雇用慣行が重視されなくなった。
(2007年11月22日 読売新聞)
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