お気に入り いろいろ

古いもの、新しいもの、気ままに…

蚊遣(かやり)

2010-08-01 14:03:05 | 古いもの

蚊遣の兎を見たのははじめてです。
昔は、夏になると、渦巻き形の蚊取り線香のお世話になりました。
線香を入れる容器は、ほとんどが、素焼きの豚さんでした。
この兎さんは、京焼きの「高級品」みたいです。
昭和の初め頃のものでしょう。
使われて、中は黒くなっています。
耳から立ち上がっていく煙、
風情があってよかったでしょうね。
(高さ16センチ、横幅19センチ)
<追記>
この兎の蚊遣は、新潟市の創業300年(江戸中期)の料亭,行形亭(ゆきなりや)が戦前にお中元として贈ったものだということが分かりました。昨日たまたま来訪された新潟出身のSさんに、兎さんが入っていたボロボロの箱(御中元 行形亭と書かれている)を見せたところ、「これは新潟のゆきなりやのものだ」とのお話。調べたらその通りでした。

<売約済みになりました>
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李朝の乳瓶

2010-08-01 13:56:20 | 古いもの

たまに見る乳瓶(にゅうびん)は、面取りの白磁です。
この乳瓶は、変化にとんだ渋い色
(写真では実物より濃い色目になっていますが)、
自然なロクロ目と素直な形が魅力です。
乳瓶は、お乳がよく出ますようにと、
初めての母乳を、神さまに供えたといわれています。

(高さ14,5センチ)
 <売約済みになりました>
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唐三彩 猿笛

2010-08-01 13:45:25 | 古いもの

しっかりつくられた猿の顔、
かすかに銀化した三彩。
この雰囲気を撮るのはちょっと難しかったようです。
唐三彩の猿笛は、出光美術館のものが知られていますが、
これも、品があって、なかなかです。
もともと、唐の時代の王や貴族が死んだときの副葬品としてつくられました。

(径4センチ、高さ3,8センチ)
<売約済みになりました>
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浜坂尚子さんのひつじ

2010-08-01 13:27:17 | 新しいもの

川嶋徳人さんの書を観に、
新潟市内野のギャラリー「ろば屋」さんに行ってきました。
川嶋さんの書は、余計なものがなくて、いい字ですね。
私は、自分が引き受けることができる、
「楽」という字を選びました。
ふと、気が付くと、店内には何匹かのひつじさんがいます。
何か、とても気になる存在です。
川嶋さんの書と浜坂尚子さんのやきもの、
こんな組み合わせができる、
ろば屋の鹿子沢さんの感覚って、おもしろいですね~

ひつじさんを一匹連れて帰り、部屋に置いておいたら、
ひつじさんがおしゃべりしはじめました。
「あら、あなたはどなた」
「まあまあ、そんなことおしゃらないで」
などなどと・・・・
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内野の川

2010-08-01 13:14:52 | いろいろ

「ろば屋」さんの裏手に流れる川です。
ずっと見ていたい気持ちになりました。
東京の西荻にも、善福寺川があるのですが、
夏場は水が少なくて、お魚さんが苦しそう。
やっぱり、川は、ゆったり流れる水がなければ・・・
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