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Retro-gaming and so on

勇者が死んだ!

全然注目してなかったアニメなんだけど。
やたら軽快なテーマ曲が流れてて「金かけてんな」と気になった。



またもや「なろう」かい、とか思ったんだが、全然違ってた。
小学館の「裏サンデー」の漫画。
あ〜、小学館なのか、と。だったら金かかってて当然だ、と。
どうせなら原作読んでみっか、と思って原作を読んだ。
フツーに面白い。
フツーに面白いんだけど、どうも「かなり濃い」印象。
僕は結構漫画読むスピードが早いハズなんだが、1冊読むのに結構時間がかかる。
コマ割りが細かいのか?と思ったがそうでもない。


いずれにせよ、ストーリー的には「なろう」によくあるような「ありきたり」と言えば「ありきたりな話」なんだけど、「濃い」ってのが結論だ。

主人公のトウカ・スコットは大根農家なんだが、大根にニーソを穿かす程の「太腿フェチ」。女性の太腿大好き人間だ。
こういうフェチは良く分かるし大好きだ(笑)。まぁ、「おっぱい星人」はフツーだけど、太腿「だけ」に異様にこだわる、ってのはホント「個人的には物凄く良く分かる」んで、そういう辺りで僕の中での主人公好感度が一気に上がったのは間違いない(笑)。
さて、ある日の事。なんと自分の仕掛けた罠に勇者が落ちて死んでしまう。


勇者が死んだ事を隠蔽しようとするトウカとその周辺。
ところが謎のネクロマンサー、アンリの魔術により勇者はゾンビとなり、しかもその「精神」はトウカのものとなる。



つまり、「勇者の死体」に主人公は憑依させられ、アンリと幼馴染ユナの二人と共に(脅されて無理矢理・笑)救世の旅へと旅立つのである・・・・・・。
とまぁ、そういった話だ。
基本、ギャグベースで話が進行してはいくが、一方シリアス部分はかなりシリアスで、ストーリーも二転三転して進んでいく。
繰り返すが「ありきたりと言えばありきたりな話」なんだけど、ひっさびさに「漫画らしい漫画を読んだ」ってカンジ。ある意味「濃い」(漫画としては)王道漫画だ。歯ごたえもあるし、良い。

ちなみに原作漫画だと、ネクロマンサーであるアンリは何故か鼻水ながしまくりの少女なんだけど(汚ぇけど実はこれ、見事な事に伏線になってる)、アニメじゃさすがに絵面がアレだ、ってんで目立たんように改変されてる。


取り敢えず原作漫画はオススメ。小学館、たまに、やるじゃん、ってなカンジだよな(笑)。良くこんな作家見つけて来たわ。


太腿バンザイ!(違

 
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