ああ、今年で生まれてから四半世紀経つのか、と思いながらの隕石祭りだった。
ハリウッドの特撮は凄い。ただし。「アルマゲドン」や「ディープインパクト」の頃からハリウッド映画のCGの使い方やクオリティってのは劇的に良くなりはするんだけど、あくまで「コンセプト」としてはやっと1962年の日本の特撮映画に追いついた、ってカンジなんだ。
いや、違うか。逆だ。ハリウッド映画の「斜陽化」が決定した時期の作品だ、って言って良いと思う。これら前後からハリウッド映画のパワーとかが愕然とする程落ちていく、んだ。
また、アメリカ人が恐れる「神風アタック」がこれら映画のオチになる辺り、この辺のコンセプトってやっぱ日本のSFはかつてはかなり優秀であって、アメリカ人はそれを超える事が出来ない、って事なんじゃないか。だって、「命をもって地球を救う」とか言うのって日本じゃ大盤振る舞いで、それこそ「さらば宇宙戦艦ヤマト」のラストでさえそうなんだぜ(笑)?だって「死で有終の美を飾る」って日本の国民性であって、それはアメリカのモノじゃねぇよなぁ、とかちと冷めた目で観ていた。
ちなみに、「アルマゲドン」は映画館で観たが、「ディープインパクト」は今回初見だった。スピルバーグの映画が面白くなくなったあとの作品なんで、制作総指揮と言えども実は長い間食指が動かなかったんだよなぁ。
反面、「ブルース・ウィリスファン」ってだけで公開当時もアルマゲドンを選んで観に行ってたと思う・・・・・・いや、実の事を言うと、ブルース・ウィリスって「ダイハード」以外の映画って結構ヘンな映画しか出演せん人ではあるんだが(苦笑)。で、当時も映画館で「ま、こんなモンか」とか思って観てた記憶がある(笑)。
とまぁ、大晦日深夜〜元旦早朝までは映画二本観ながら過ごしました、って事だ。
これからちょっと懐かしの海外テレビドラマ「ターミネーター・サラ・コナークロニクル」ても久々に見直してみようか、とか計画してる。
皆様、良いお年を。
※: 本年度もこの文章の中に一箇所だけ嘘が混じってる(謎