2022/3/28
月曜日は私のヨットの日。午後からちょいと用があるので早朝の出航!(7:30)
今日は、リカットしたジェネカーのテストをしたかったのです。
これが、クラシックなカットのBW 24の古い(1970年代前半ではないか?)スピンネーカーを、大胆にリカット(改造)して作ってみたジェネカー(又はコード・ゼロ?)です。
別途もう少し新しいスピンネーカー(頂きもののソレイユルボン のスピン)があるので、こっちのアンティーク・スピンは、ダメにしても良いつもりで、この冬中ちょこちょこいじっていたものなんです。もちろん自宅のミシンで!
大まかなリカットの手順は、
まずはスピンネーカーを真っ二つに切りました。
そして、こんな風に重ねます。
フット部分を真っ直ぐにします。
もちろんスピン生地は真っ平らなわけではなく、ドラフト(深さ)があるので、こんな机上シミュレーションほど単純ではないのですが、細かいことは気にせず、きわめてアバウトにミシンがけしてやりました。多分プロのセイル屋さんが見たら卒倒しそうなテキトーさで、作っちゃいました。
目標としていた「ドラフトの浅い、コード・ゼロに近いジェネカー」になりました。
風に展開した状態で見てみると、フラットにし過ぎた感もあり?
まぁいいでしょう、コード・ゼロをコスト・ゼロで作ったのですから(笑)
このヘンテコなセールを海上で見かけたら、笑ってやってください(°▽°)
シングルハンドでのセールテストだったので。安全面の配慮と、セールが良く見えるように、メインセールは揚げていなかったので、帰りのコースでもそのままジブだけでセーリング。
ジブだけじゃバランスが悪かろう?という心配はご無要です。
ジャストヘルムに近いバランスで、十分な角度を保ったままクローズホールドで走ります。
恐るべしリベッチオ!侮るなかれマストヘッドリグ!
港口に近づく頃にはチラホラと白波が。
早朝出航は正解だったようです。