2022/3/28
月曜日は私のヨットの日。午後からちょいと用があるので早朝の出航!(7:30)
今日は、リカットしたジェネカーのテストをしたかったのです。
これが、クラシックなカットのBW 24の古い(1970年代前半ではないか?)スピンネーカーを、大胆にリカット(改造)して作ってみたジェネカー(又はコード・ゼロ?)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/f5/5736f655638422ad190d6b3f801676fd.jpg)
別途もう少し新しいスピンネーカー(頂きもののソレイユルボン のスピン)があるので、こっちのアンティーク・スピンは、ダメにしても良いつもりで、この冬中ちょこちょこいじっていたものなんです。もちろん自宅のミシンで!
大まかなリカットの手順は、
まずはスピンネーカーを真っ二つに切りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/10/d4309a257e9d47cf9554c799f9feaaa8.jpg)
そして、こんな風に重ねます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/a7/94f682233566b59ba63c2fb6043d0eb7.jpg)
フット部分を真っ直ぐにします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/64/9cd84f02e7b9a61c9a0d57645ac549c6.jpg)
もちろんスピン生地は真っ平らなわけではなく、ドラフト(深さ)があるので、こんな机上シミュレーションほど単純ではないのですが、細かいことは気にせず、きわめてアバウトにミシンがけしてやりました。多分プロのセイル屋さんが見たら卒倒しそうなテキトーさで、作っちゃいました。
目標としていた「ドラフトの浅い、コード・ゼロに近いジェネカー」になりました。
風に展開した状態で見てみると、フラットにし過ぎた感もあり?
まぁいいでしょう、コード・ゼロをコスト・ゼロで作ったのですから(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/d6/b7b0f57070f75b8f6dbdf6e91343a12c.jpg)
このヘンテコなセールを海上で見かけたら、笑ってやってください(°▽°)
シングルハンドでのセールテストだったので。安全面の配慮と、セールが良く見えるように、メインセールは揚げていなかったので、帰りのコースでもそのままジブだけでセーリング。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/e2/d2538eeafab17f88c4eaaccbae8927b1.jpg)
ジブだけじゃバランスが悪かろう?という心配はご無要です。
ジャストヘルムに近いバランスで、十分な角度を保ったままクローズホールドで走ります。
恐るべしリベッチオ!侮るなかれマストヘッドリグ!
港口に近づく頃にはチラホラと白波が。
早朝出航は正解だったようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/79/1bcad52d5cfbc39749cdd706449f439e.jpg)