レイジージャックその他整備

2023/2/22
気になっているところの整備をしました。

①レイジージャック
Lazy jacksの便利さは文句なく「ものぐさ船乗り」の味方なのですが、我らがゴンベⅢのメインセイルは、スライダー式ではなく、ボルトロープ式のため、今あるレイジージャックでは降ろしたセイルが収まりきれず、横にこぼれてしまい易いのです。
とりあえず、古くてゴワゴワになったロープを新しいロープに換えつつ、どうしたら良いか考えたのですが、イマイチ名案は浮かばず。
もうひとつの”レイジージャックあるある”といえば「レイジージャックにバテンが引っかかる。」事態です。

船の進路を完全に風向の真向かいに向け、セイルがシバーしなければ、そのようなトラブルはあり得ません。
でも、残念ながらそんなことは実際にはできません。
あるヨットと、ウチのヨットの違いは、レイジージャック上部の位置の違いです。

上の写真の方がレイジージャックが開いています。我が艇のは狭いですね。
これを直すにはマストに登らなくてはならず、今日は無理ですね。

②セイルのカビ落とし
気になっていたこの汚れ。

漂白スプレーで汚れを落としてみました。完全ではないですが、目立たなくはなりました。


③フォールディングプロペラ
先日急に調子が悪くなったペラですが、あらためてチェックしてみましたが問題はなさそうでした。あの時だけ何か（海藻？）がからまったのではないかと想像します。
とはいえ、トラブルの少ない固定３翼ペラへの交換方針に変わりないです。

④ビルジ（写真無し）
ビルジにわずかに何かの水分が溜まってました。
チェック(舐める)しなかったのですが、もしかしたら燃料漏れかもしれません。というのも、一年ほど前に燃料タンクの溶接部分にクラックが入り修理したそうなのですが、もしかしたらそこからまた漏れたような気がするのです。
PSSからの漏れは見つかりませんでした。
次回、要調査です。

⑤セールカバー

緑っぽいコケのような汚れがヒドく、ブラシでこすり洗いしてみましたが、かなりガンコな汚れです。そして、さらなる驚きが「防水性がほぼ無くなっている！」ということ。これじゃセイルにカビが出るわけです。
とりあえず今度防水スプレーをかけてみますが、根本解決にはならないですよね〜。

船の点検をしたら、どげんかせんといかん箇所が増えてしまった一日でした。