2日置いて、今度は船の船底塗料塗布作業に。まだ1年経っていませんが、プロペラシャフトからの浸水防止パッキンであるスタンチューブがもう何年も交換していないので、先日締めがあまかったのかビルジが貯まってきていたので交換することに。これも上架しないとできない作業なので、ついでに船底塗料もすることにしました。そうでないと2度手間になりますし。
ということで4月1日、5時半に作業を手伝ってくれるK氏とともに出発。
まずは、岸壁からドックへ回航。
回航の模様をライブ中継。すると、先日、新潟で座礁した海上保安庁の巡視船が、未だにドックに接岸されていました。
海のプロが座礁などと、ほんとに情けない失態。
そして、コンテナヤードをぐるりと回り込んで到着。早速上架。
やはり去年、浚渫工事のため避航していた係留場所と違い河口なので、フジツボ等の付着は少ないものでした。
K氏と二人でフジツボや牡蠣を掻き落とし。
そして高圧洗浄機で洗い流し。その後、塗布作業開始。
プロペラもサンダーで古い塗料を剥がして新しいのに塗り替えます。
そして、ここで作業の順番を間違えていて。船体のサビや水垢汚れ落としをしてしまったので、折角塗った船底塗料に曼荼羅もようになってしまって。
アチャー!失敗!でもまた来年塗りますからどうってことはない!苦笑。
作業は一段落して終了。この日の夜は久しぶりに岸壁で焼肉をしました。K氏はこれがお気に入りで喜んでいました。その後、いつものごとく車で就寝。
翌日はK氏の手伝いがあったお陰で朝から作業もしたので、さほど作業の必要もなく、15時前、急遽抑えたホテルへ。その間に業者さんがスタンチューブを交換作業。
このように締め代がほぼ無い状態がスタンチューブ交換後は。
締め代が増えました。
そして交換する前に入っていたスタンチューブはこの通り。
ハイ、ペッタンコに近いです。(;^_^A
旅行支援がありますので、この日のホテル代は二人で8800円。一人4400円で朝飯付きです。プラス2000円クーポン。そして私はポイントが貯まっていて1000円のキャッシュバック!安く付きました。
ので、夜、いつもの大地の蔵を久しぶりに行くと、なんと休み!まだ日曜は開けていないようでしたので、向かいの寿司店へ。
珍しく大ジョッキがあったので、それが得?と思って注文しましたが、これ、1100円。生中が600円。うーーーん、得したのか損したのか。
刺身は4種盛り、2切れづつ。分厚く切ってありますが、高いなぁ。
どれも1品700円以上します。昔の貨幣価値感が抜けないのは賃金が一向に上がっていないせいでしょう。私が生まれた時の大卒の初任給は12000円。それが私が20歳になった時には120000円。その20年で10倍になっていました。ところが?去年で210000円。30年経っているのに2倍にしかなっていません。
明らかに経営者の出し渋り。いくら高度成長時代があったとはいえ、30年かかったやっと倍?というのはおかしいですね。これが昔のようにじわじわと賃金が上がっていたならば、今の状況はまた違っていたことでしょう。
K氏には茶わん蒸し。私はソバを締めに。
そしてホテルで就寝。翌朝、いつもの朝飯を食べて船を引き取りに。するとメインスイッチがずっと入りっぱなしで消し忘れていました。(;^_^A
エンジンがかかるか心配でしたが、一発で元気よく始動したので一安心。
岸壁へ回航後、今度は海水ポンプ、のインペラ。オイル、エレメント交換と終わらせ帰路につきました。今回はK氏の助力のお陰で作業も楽に順調に進みました。去年のように一人で作業しているとこうはいかなかったことでしょう。