どこにも行かない、駐機中の機材の中で機内食を食べるだけということに、否定的な人は多いかと思われます。それはもう価値観の違いだけです。
狭い場所でたかが機内食にこんな高額払うぐらいなら、超高級レストランで食べるという人も多いでしょう。
それこそ価値観の違いで、私なら高級レストランで金払うのはバカらしい。ほぼ全てが人件費。それなら普通に牛丼を食べますね。ゴージャスな雰囲気で食べる食事に全く魅力を感じないので。確かに高い食材使って景色の良いところで食べるとおいしさも倍増するとは思いますけども。
しかし、それにそれほど価値を感じないので食べに行こうとも思わない。
けど、こっちは別。私の中では超レアなもの。駐機中のホヌの中で、たとえ安い牛丼だけだったとしても、それで満足するから。
理解できない人には理解できないでしょうから、それはそれ、個々の考え方で自由です。押し付けるものでもないし、押し付けられるものでもない。ただ自分の楽しみを楽しむだけ。その姿を見て、お?と思うのもまたありでしょう。
前回のFクラスでしたら、まずはウェルカムシャンパンでした、Cクラスも同様でシャンパン。今回は空きがなくてCクラスですので、後に即ビアです。チョロリとおつまみが出てきました。
中々おいしくて、ビアが進みました。下のナマコのようなのが抹茶アーモンドパイスティク。上のがサーモンの彩りテリーヌ、アボガドサラダ。
通常のフライトでしたらワントレーでの給仕ですが(座席数が多く時間がかかる。ため。)、ここレストラン・フライングホヌでは個別に給仕されます。
カニのサラダとマグロの生ハム、ハーブソース。このハーブソースは、初めての味でしたが、少し苦みもあるすっきりした爽やかな味わいで良かったです。癖のある感じと言えばそうですが、苦手な人はいるでしょうね。
そしてメインが給仕されました。バゲットと桜ブレッド。牛ほほ肉のブレゼ、赤ワインソース。肉とパンを食べつつビアをグイっと。うまか!
隣の方が和食でしたのでチラリと撮影。蛍烏賊木の芽味噌和え、牛肉冷しゃぶボンズゼリー。鰆の煮つけです。
そして国内線のコンソメスープがあるかな?と思って頼んでみましたらあいにくそれはなく、代わりのスープがこれ。ANAオリジナル茅乃舎野菜スープ。
この時、しまった、食事の先に頼めば良かったと。だってナイフフォーク一式にスプーンがあるのに、スープがメニューに入って無いんですから。次回はそうすることにします。デザートはブランタニエ。それってようわからん!アイスクリーム?
前回Fクラスの時は機長、シェフの方々が巡回されてきましたが、このCクラスでは機長さんだけが巡回してこられました。
なので、またA380についての質問をしました。それはITMに来るために2発だけで離陸できるか?ということで、明確な回答はありませんでしたが流れで機長さんは、ITMのB滑走路1828mに理論上、シミュレーター上では着陸できると言われてました。それだけ380は短距離で着陸できる性能があるとのこと。タイヤ22本付いてますので接地圧力が高くて減速が速いということなのでしょう。
また上空ではエンジン1基で高度は上げられないものの飛行継続できるということでした。380について聞けば聞くほど高性能な飛行機だと聞いて益々お気に入りになりました。燃費が悪い?いえいえ同じ747と比べてみれば超低燃費です。
そして中型機や小型機と比べるな!と言いたい。15tトラックと普通乗用車を比べるようなことはナンセンスです。
食べてる途中、PYのほうがガサゴソ。Cクラスより先に降機のようです。前から降りるのかな?と思ったら後方階段から1Fへ降りての降機でした。
初回の時は、一斉に給仕が始まって食べ終わると順番に降機したと思います。
企画を実施していくうちにクラスごとに食べてゆっくり過ごす時間に差をつけたみたいです。
なので、PYで給仕してたCAさんたちがCクラスの応援に入ってきてましたので、それはもうCAさんがいっぱい増えました!!笑
そして食事も終了し降機へ。まだFクラスの人がゆっくりされているので、我々も後方階段から1Fへ。そして降機しました。
はい、ほぼみなランプバスに乗ってます。あまり撮影している人はいませんので、撮り放題!!誰もいない、いい感じで撮影できました。もう少し空が明るければ良かったのですけど、そこまでは贅沢でしょう。
ランプバスは再度、ホヌの周りをグルリと周ってターミナルへ戻ります。
見学機の2号機のところでは機長さん以下スタッフの方々が、大手を振ってのお見送り!! 名残り惜しいですねぇ。ずっとホヌに乗っていたい。
3号機の後ろへも周りこんで!
これでホヌたちとはしばしの別れ。次はいつ?
トンネルをくぐって最後にホヌたち。早く毎日運航できる日が来るといいのに。
そうすればいつでもホヌたちを見れますから。
そしてもう、今から約10~5年後の退役を見据えて退役後は、レストラン・フライングホヌ、ホテル・フライングホヌとして活躍してもらうべく準備をお願いしたいですね。
どうせ、退役後の売却は買主がいないでしょうし、部品どりもエミレーツがどっさり機体を持ってますからね。需要はないでしょう。
そうなれば、コレンドンの747ホテルのようにしたほうがいいと思われます。そのために、今から空港近くに用地確保に動いておいたほうがいいですね。