秩父三十四観音霊場 巡礼の旅 －２日目－ その2

秩父三十四観音霊場　巡礼の旅の２日目。
第十五番札所から、前回記事の続きです。


2011.4.7　　のち　


十四番札所を後にして、十五番札所へ向かいます。
しばらくは、秩父市街地の札所で、札所間も比較的近距離です。

歩き始めて程なく、目的の場所が見えてきます。

『秩父十五番　母巣山　少林寺』　臨済宗　建長寺派のお寺です。
ご本尊は、十一面観世音菩薩です。
白漆喰塗りの入母屋の本堂です。
木蓮、藤などの花が美しいお寺です。


震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。
そろそろ、左膝が怪しくなってきたので、ご本尊にもよくよくお願いをしておきます。


納経所で戴いたご朱印です。

　

かつては、蔵福寺と言われていたお寺が、近くの少林寺と合併の形をとって霊場として復活したそうです。


十六番札所に向かいます。
ここは以前訪れた事がありました。

『秩父十六番　無量山　西光寺』　真言宗　豊山派のお寺です。
秩父札所の中では珍しい真言密教のお寺です。
ご本尊は、千手観世音菩薩です。



秩父札所最古の様式の札堂です。

四国八十八ヶ所の回廊堂があります。

酒樽大黒天も珍しいものです。
他で酒樽のお堂を見た事がありません。

ここでも、震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。
ついでに、左膝と右足の事もね。

納経所で戴いたご朱印です。

　

十七番札所に向かいます。

『秩父十七番　実正山　定林寺』　曹洞宗のお寺です。
秩父三十三観音霊場時代の一番寺だったそうです。
ご本尊は、十一面観世音菩薩です。

震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。
自分の足の事をお願いしたのは、言うまでもありません。


納経所で戴いたご朱印です。

　

十八番札所に行く途中で、呑龍堂を見つけました。

縁起その他は立て札も見あたらなかったので、不明です。

『秩父十八番　白道山　神門寺』　曹洞宗のお寺です。
ご本尊は、聖観世音菩薩です。

震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。
自分の足もね。
そろそろ足の具合も怪しくなってきます。
ちょっと休憩が必要かな？

ちなみに観音堂は、秩父の名匠藤田若狭の作だそうです。

右手に喫茶室があります。
ちょうどお昼で、コンビニでおにぎりとお茶を買っていたので、納経所の方に声掛けをして使わせて貰います。
「お茶はあるの？　」とお茶まで出てきそうな勢いでした。
親切心に涙目になります。
お茶を持っているので、「買ってあります」と丁重に辞退します。


納経所で戴いたご朱印です。

　

昼ご飯も済ませ、休憩もしたので元気に十九番札所へ向かいます。


今日の予定は、十九番まででしたが、この調子で足が大丈夫ならもう少し先まで行けるかも知れません。

『秩父第十九番　飛淵山　龍石寺』　曹洞宗のお寺です。
御本尊は、千手観世音菩薩です。
画像では分かりづらいですが、巨大な岩の上に大きな観音堂が建っています。


震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。


納経所で戴いたご朱印です。

　

予定を超えて二十番札所へ向かいます。
お願いが効いてきたのか、まだまだ足は大丈夫です。

荒川に架かる歩行者専用の橋を渡ります。

花で美しい境内です。

『秩父二十番　法王山　岩ノ上堂』　臨済宗　南禅寺派のお寺です。
ご本尊は、聖観世音菩薩です。

震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。


納経所で戴いたご朱印です。

　

予定を超えていますが、まだまだ納経の終了時間までタップリ時間があります。
足も大丈夫な様ですし、もう少し廻ってみます。

永くなりましたので、続きは次回へ。




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