秩父三十四観音霊場 巡礼の旅 －1日目－ その2

秩父巡礼の旅一日目の続きです。
前回の記事では、秩父三十四観音霊場の一番札所から五番札所までをＵＰしましたので、続きの六番札所からです。


2011.4.6　


すぐに道標があるので、迷う事もなさそうです。
長興寺五番納経所から景色の良い田園の中を歩いて行きます。
車の交通量も少なく、のどかな風景です。

途中、七番札所の前を通りますが、順番にこだわって素通りして六番札所へ向かいます。

『秩父六番　向陽山　ト雲寺』曹洞宗のお寺です。
ご本尊は、聖観世音菩薩です。

震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。
左膝と右足も限界が近づいているようです。
今日はもう少しなんだけどなあ．．．。


納経所で戴いたご朱印です。

　

七番札所へは、１kmぐらい今来た道を戻って行きます。

『秩父七番　青苔山　法長寺』　曹洞宗のお寺です。
ご本尊は、十一面観世音菩薩です。

秩父札所で一番大きな本堂です。
平賀源内の原図によるものとされているそうです。

納経所で戴いたご朱印です。

　

納経帳のご朱印から、順番に廻っていることが分かったのでしょうか？
「順番に廻らなくても良いんですよ」と親切にアドバイスされました。
確かに結願した納経帳を見ても、順番に廻ったかそうでないかは分からないでしょう。
七番を先にして、六番、八番と廻るのが効率の良い道順と思います。
この後八番に行くには、また途中まで六番への道を行きます。
行ったり来たりですね。

「順番にこだわって廻っています」などと言ってみたりします。
他に巡礼の方もおられないので、しばらくお話をします。
こんな旅先の触れ合いが、元気を貰えたりします。


さて、また六番への道を引き返し、途中から八番へ向かいます。

道標には助けられる一日です。

『秩父八番　清泰山　西善寺』　臨済宗　南禅寺派のお寺です。
御本尊は、十一面観世音菩薩です。

震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。
併せて、一日も早い復興を祈願します。

納経所で戴いたご朱印です。

　

西善寺には、埼玉県の天然記念物である樹齢600年のコミネカエデの樹があります。

実に立派ですね。
こういう巨木を見ていると、とても心が落ち着きます。


左膝も限界近いですが、その前に納経時間（原則８時から17時）が迫って来ています。
今日は午後からのスタートで概ね半日だったので、あまり廻れていませんが、次の九番でタイムアウトのようです。
九番から十番に着く前に、17時を過ぎると思います。
明日のスタートを考えると、今日を十番で打ち終えていると楽なのですが．．．。

そんな事を考えながら九番札所へ向かいます。

途中延命地蔵があったので、ここでも震災で亡くなった方のご冥福をお祈りしておきます。

『秩父九番　明星山　明智寺』　臨済宗のお寺です。
ご本尊は、如意輪観世音菩薩です。

「安産子育ての九番の観音様」として親しまれているそうです。

本堂では、震災で亡くなった方のご冥福を、観音様には今日一日無事終えられた（まだホテルまでは遠いですが．．．）事の感謝の気持ちでお祈りします。


納経所で戴いたご朱印です。

　

生まれて初めて納経帳にご朱印を戴きながらの巡礼の旅の一日目が終わりました。
両足はボロボロで、ホテルまでの道のりは遠いです。
今日でこんなで、明日は歩けるのかなあ？


巡礼一日目のデータ

札所　　一番から九番
歩数　　34067歩
距離　　約24キロ
時間　　5時間23分

参考までに消費カロリーは1539.3kcal、脂肪燃焼44.7gでした
　



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