地図のない旅

地図を持たない行き当たりばったりの旅日記です。旅先で触れたこと、感じたことを写真を織り交ぜて綴っていきます。

秩父三十四観音霊場 巡礼の旅 -3日目- 

2011-04-17 20:19:41 | ☆巡礼編
二泊三日の秩父三十四観音霊場巡礼の旅の最終日です。
今日の予定は、午前中に三十番札所まで廻れれば良しとします。
それでも帰宅する頃は、夕方になってしまうでしょう。
三十一番から結願の三十四番までは、次週に一泊二日で廻る事にします。

今日は五つの札所を廻ればよいので、昨日ほど朝早く出発する必要もありません。
ゆっくり朝食を食べ終えて、8時過ぎにホテルをチェックアウトします。


2011.4.8 


昨日二十六番札所の前で終えていますので、今日は電車で「影森」の駅まで行って、二十六番札所の前からスタートです。





『秩父第二十六番 万松山 円融寺』 臨済宗 建長寺派のお寺です。
ご本尊は、聖観世音菩薩です。





震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。


納経所で戴いたご朱印です。

 



ここには「奥の院 岩井堂」というのがあります。
今日は廻る札所の数も少なく、時間に余裕があるので行ってみる事にします。





この先、昭和電工という会社の敷地を通って(警備の方に声を掛けたのは言うまでもありません)奥の院を目指します。





「太子堂」を右に進むと奥の院への入口です。





最初はそうでもないですが、300段以上のキツイ登りです。





何とか登ると更に石段の先に「奥の院」が見えてきます。








こんな場所によく建てたものです。





周辺には石仏群が...











ここでも、震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。





千社札も貼っておきます。
ここまで来るのは、そう滅多に無いでしょうから...。

二十七番札所を目指します。
来た道を戻っても良いのですが、せっかくなので山道を進みます。





最初少し下っていきますが、すぐに上りになります。





えっ?鎖で登るの?

カメラを片手に登るのは、なかなか大変でした。
登った先には、





護国観音です。
観音様にも、震災で亡くなった方のご冥福と震災地の早期の復興をお祈りします。


山を四つ越えると、二十七番札所が見えてきます。





ちょうどお寺の裏手から降りてくる感じです。
本堂があったので、震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。





『秩父第二十七番 竜河山 大淵寺』 曹洞宗のお寺です。
ご本尊は、聖観世音菩薩です。





寺の裏手から来たので、順序が逆になってしまいましたが、「延命水」で清めます。
何やら長生きの水らしいので、飲んで見ます。
これで少し長生きできるでしょうか?





秩父はどこも「桜」が満開ですね。
良い時期に来れました。





納経所で戴いたご朱印です。


 



二十六番の奥の院から山越えして来たと言うと、「四つ山越えて来たんですか!それはご苦労様です」と言われました。
二十八番への道を確認して、二十七番を後にします。





良い天気です。
桜も心和みます。

しばらく行くと、二十八番札所が見えてきます。





『秩父二十八番 石竜山 橋立堂』 曹洞宗のお寺です。
ご本尊は、馬頭観世音菩薩です。








震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。


納経所で戴いたご朱印です。

 



どうやらここには「鍾乳洞」があるようです。
せっかくなので、200円払って入ってみます。











ここは、急な階段(と言うよりハシゴ)が多く、立って歩ける場所も少ないのであまりおススメできません。
年配の方、幼少の方などは、はっきり言って無理です。
まあ、話のタネに入ってみましたが、おそらく学術的な価値も高くないような気がします。(あくまで私見ですが...)


続いて、二十九番札所に向かいます。





「浦山ダム」の傍を通りました。
舗装された道路をひたすら登っていきます。


二十九番札所の大きな桜が見えてきます。
たくさんの同業者(カメラマン)が撮影しています。








『秩父第二十九番 笹戸山 長泉院』 曹洞宗のお寺です。
ご本尊は、聖観世音菩薩です。





震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。





赤いのがおいらが供えた線香です。








納経所で戴いたご朱印です。


 



続いて、今日の予定の最後、三十番札所へ向かいます。
ここから先は、札所間の距離が段々長くなります。
次の三十番までは、7キロ以上あります。
今日最後の試練です。





途中「清雲寺」で樹齢600年の枝垂れ桜を観ます。











「村まつり」と称して、屋台が出ていたり、大勢の桜見物の方で賑わっていました。
屋台で何か食べようかとも思いましたが、中途半端な時間だったので辞めました。
次の札所まで相当距離を残しているので、先を急ぎます(急ぐ旅ではありませんが...)



いよいよ三十番札所に辿り着きます。








『秩父第三十番 瑞龍山 法雲寺』 臨済宗 建長寺派のお寺です。
ご本尊は、如意輪観世音菩薩です。





震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。
併せて、三日間無事に廻れた事のお礼をします。





楊貴妃を祀っているらしいです。

納経所で戴いたご朱印です。

 




取り敢えず、今日の締めで、千社札を貼っていきます。





二泊三日に渡った秩父三十四観音霊場巡礼の旅も、今回は終わりです。
来週にでも残りの四札所を訪れるつもりです。



巡礼三日目のデータ

札所  二十六番から三十番
歩数  28411歩
距離  約19.88キロ
時間  4時間12分

参考までに消費カロリーは1205.4kcal、脂肪燃焼34gでした
 



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6 コメント

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お疲れ様でした (ちず)
2011-04-20 00:33:59
長い階段を登ったり、山をいくつも超えたり、鎖を登ったり、何ともアクティブな旅になりましたね。
千社札を貼るのには、何か意味があるのですか?
残りの旅日記も心待ちにしています。
返信する
☆ちずさん (礼次郎)
2011-04-20 08:06:09
千社詣での人々が願い事がかなうよう、多くの神社、あるいは仏閣を参拝して回り、その印として社殿、神木などに貼る札の事です。
紙札、木札、あるいは真鍮(しんちゅう)、銅などの金属製などもあるそうです。
おいらが作ったのは、シール式の安易なものです。
おいらの場合、巡礼の足跡残しの意味合いが強いかも知れません。
最近は、マナーが悪いせいか、千社札貼り付け禁止の寺社も多いですよ。
返信する
道しるべ (ココペリ)
2018-02-04 09:31:31
初めまして、このブログを見て、2017年の暮れから秩父の巡礼を始めました。
ブログを見習って、札所間は歩いています。
これからも、このブログを道しるべに結願の寺まで巡ろうと思います。
ちなみに、二十六番円融寺さんは、本堂が新しくなっていました。

返信する
☆ココペリさん (礼次郎)
2018-02-04 18:14:16
初めまして。
そうですか。昨年の暮から廻られているんですね。
時期的にもそうですが、特に今年の関東は寒さが厳しいので、苦労の多い巡礼になっているのではないでしょうか?
歩いていて分かると思いますが、結願に近づけば近づくほど、札所間の距離は長くなります。
ですが、どんなに距離が長くても、一歩々々歩き続けていけば、必ず結願に辿りつきます。
事故なく無事に結願することをお祈りします。
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Unknown (ココペリ)
2018-02-04 21:10:47
ありがとうございます。
寒さは強いので全く問題無いのです。(暑さにはめっぽう弱い)
おっしゃる通りですね。歩いていれば、いつかは辿り着けますね。^^)
これからも、旅とブログ、頑張ってください。応援いたします。
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☆ココペリさん (礼次郎)
2018-02-07 09:04:15
寒さに強いのですね。
さすがに今年の関東は異常なくらい寒いので、寒さ対策は十分されてください。
歩いていると寒くても結構汗をかくと思いますので、ご注意ください。

最近は旅に出る機会が少ないですが、できる範囲で頑張りたいと思います。
応援ありがとうございます。
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