正式名称は「政務調査研究費」。千代田区議会の会派・議員に支払われる公金（税金）です。各地方自治体ごとにあり、都議会議員は東京都から支払われます。金額は自治体ごとに決めます。千代田は一人の議員に月額１５万円です。これは議員報酬（一般的には給与）とは別で税もかかりません。議員には様々な活動がありお金もかかることなので、そのなかの調査したり研究したり研修に参加したりするときにだけ使ってもいいですよと使いみちを決めて支払われています。金額や使いみち（使途基準）は、議員自ら条例で定めています。昨年からは「政務活動費」と名称が法律で変わり使いみちがゆるくなりそうな気配です。
私たちは使いみちをチェックしてみました。するとかなり杜撰な使い方をしていることに気付かされ、より詳しく調べようと仲間と共に領収書のコピーを取り寄せデータ化してみると驚くべき使いみちが次々と明らかになってきました。区民から見た感じ方だったのでしょう、千代田区の監査委員のお二人もまた議員の皆様も「なんら問題ある使い方はしていないよ」と回答され、ガッカリし悲しくもあり奮い立ちもしました。このままではいけないと。 続きは明日に。長い文になりますが、よろしくお付き合い下さい。
「獅子の会」ブログ始めました。よろしくお願いいたします。
昨日、神保町区民館で勉強会を開催しました。議員定数削減問題と政務調査費の使途について報告と意見交換。参加者からの「ブログは作ったほうがよい」との意見があり、今まで先送りしていましたが、今日取り組んでみました。区民の後押しは心強いものです。勉強会も１３回になりました。次回は３月２０日６時３０分から神田公園区民館で開催します。興味を持ってくださる方の参加をお待ちいたします。
政務調査費の住民訴訟第２回口頭弁論が３月７日にあります。いよいよ個別の審理が始まります。どんな展開になるか予測できませんが、粘り強く頑張ろうと思っています。訴訟までのいきさつは明日以降に書いていきますので、是非ご覧ください。
「獅子の会」代表 山口