千代田「獅子の会」の歩み

千代田区民の声を議会に届けよう!区民の為の議会を求めましょう!

舛添以後

2016-06-29 20:06:04 | 政務活動費
舛添前都知事問題もうやむやのまま闇に消えた。政治に係る人たちの常とう手段である。行政の人間も同様だ。いかにして責任逃れをするか、時が過ぎれば世の中は忘れるかに腐心する種族だ。いくらメディアが騒ごうと国民がいらいらしようがお構いなしだ。最近のメディアは政治屋や行政におもねる節があるが。
舛添問題後には都議会議員によるリオオリンピックへの視察問題が浮上した。これまたメディアによって中止となった。議員自らが判断した結果ではない。メディアの追及がなければ実施されていたのだ。
23区のうち渋谷・中央・品川がリオへの視察を計画している。では、千代田はどうだろう?過去の例からも行くことはないと思うが。
過去の例とは、沖縄はへの十数回にわたる視察と称する旅行がある。全国47都道府県があるのになぜ沖縄だけだったのか、いまだに明確な回答はない。沖縄でゴルフをしている姿がテレビで放映されたのは記憶に新しい。その後反省しただろうか?否である。我々が追及した公明議員による京都視察、これは理由のないまま返金された。翌年には同議員による北陸への9泊の視察が新聞社の取材で明らかになった。同行の知人男性の費用も計上されていたのだ。税金から!これまた報道されるや「誤解を招いた」として返金だ。返金すれば済む話ではないと思うのは私だけだろうか。
25年には自民会派10名による「伊勢志摩視察?」があった。費用は約120万円。伊勢神宮の式年遷宮見学の物見遊山である。報告書全文を掲載したいが長文であるので省略するが、要約は観光記録である。10名で行ったなら報告書に一人一人のコメントがあるべきだがない。10名で行く必要性に関しても言及はない。「政治とカネ」に関しては全国的に自民はタガが緩んでいると思える。議員という職責を何か勘違いしているのだろう。

監査委員

2016-06-22 14:50:32 | 政務活動費
千代田区には監査委員が三人いる。一人は議員選出のため、政活費に関する案件からは除外される。監査委員は月額30万円以上支給されていた。議員選出は半額。現在は月額約20万円プラス日額3万円となっている。
26年に私と他の区民が政調費に関し別々に監査請求をした。結果はどちらも請求期間が一年を過ぎているとの理由で監査はされなかった。28年にも監査請求が出されたが同じ理由で却下された。監査請求期限徒過であり不適法とされたのである。これはおかしいことである。何故なら、監査委員の不適法判断がただしければ、裁判所も受け付けないはずであるが、上記3件とも提訴は認められ現在係争中である。28年の監査委員判断は裁判所を無視したといえる。裁判所より偉いのだろうか?時効は一年ではないのだ。監査委員事務局も覚えておくべきだ。
先日結審した三会派の監査請求時に「松浦新太郎」氏は監査委員であり現在も再選され委員である。彼は以前テレビで委員にふさわしくない発言をしていた。「いちいち細かく監査はやっていられない」とか、ガールズバーの領収書を見せられて「今ならこれはアウトだね」と、監査委員であることを忘れたかのような言い方だ。正しく監査をしていれば「返還命令」判決は出なかったのだ!冒頭に書いたように多額の報酬を貰っているのです。それは税金です!
監査委員は議会が選び?区長が任命します。再任した責任はどうなるのでしょう。
監査がなされた決算を議会は承認している。決算には政調費支出も含まれている。しかし判決で不当支出があったとして返還命令が下された。議員諸氏は責任を感じないのだろうか?

刑事告発

2016-06-20 18:59:51 | 政務活動費
政調費係争中に議員たちが、あまりにも反省の意思を見せないので、昨年11月に石渡元議員を刑事告発しました。今年5月には書類送検(同月16日付)されました。送検容疑は、同僚議員経営古書店からもらった白紙の領収書に自分で勝手に買っていない雑誌名を記載した「虚偽公文書作成・同行使」「有印私文書偽造・同行使」の容疑での送検です。5月19日の毎日新聞夕刊社会面・翌20日の都内版に掲載されました。同20日には東京新聞夕刊社会面でも取り上げられました。
送検までの手続きです。24年12月に監査請求を千代田区監査委員に提出し、その結果が25年2月にありました。この時すでに上記領収書に記載された雑誌「諸君」が廃刊となっていると指摘していました。監査請求に対する石渡元区議の弁明は「バックナンバーを購入した」であり、監査委員はこれを全面的に認め、「不適切な支出はなかった」として我々の請求を棄却しました。廃刊書籍を毎月購入したという不自然な弁明を認める方が監査委員とは恐ろしいことです。
結果を不服として25年3月東京地裁へ提訴しました。するとどうでしょう、石渡元区議は「バックナンバー購入」では裁判を乗り切れないと思ったのか、区へ返金しました。返金すれば終わると思ったのでしょう。区監査委員が認めたのに、区が返金を受け付けるとはおかしなことではと、私は思います。受け取った理由は明確にしてもらえませんでした。
こんな経緯があって上記の告発・書類送検となりました。
今年3月11日の裁判所の判断は、議員による手書き領収書六枚がすべて返還対象となりました。石渡元区議の返還総額は約46万円。これだけの金額を税金から支出したのです。
現職議員の一人に関して同じような書籍購入で疑惑があり、告発しましたが金額も件数も少なく、警察の調べに対し非を認め今後改めると回答したため、送検まで至りませんでした。ですが、判決で図書費に関し11件の返還命令が出ています。元監査委員を務めた方とは思えませんが。区民に対し「説明」「謝罪」をすべきと思うのは私だけでしょうか?

千代田政調費判決報告頑張って復活させます。

2016-06-17 19:58:08 | 政務活動費
この一か月東京都知事問題で過ぎた。舛添答弁は大いに笑えた。何故?千代田の議員と全く同じだからだ。「説明」の意味が分からな過ぎる。皆さんも舛添問題には辟易としたことだろう。結果はうやむやになりそうだ。これでいいのだろうか?でも、これが政治屋達の実態だ!千代田は住民勝訴したが、議員からは判決結果が出ても説明はナシだ。係争中、裁判官に何度もちゃんと釈明するよう求められていたが、正当な釈明をしなかったために住民勝訴となったのです。議員は必ず「区民に選ばれた」という、だが、「区民に説明」することはない。皆さんも議員に今回裁判のことを尋ねてみください、どんな回答をするか。答えは「原告が悪いだけだ」とはっきり?と説明するでしょう。判決結果など無視して。
昨年末から新年にかけて、政活費を報酬に組み込む件がメディアを賑わせました。その結果この条例案は見送られました。住民とメディアの勝利です。ところが最近になって、ある議員が「条例案見送りは俺が頑張ったからだ」と嘘のことを支持者たちに言いふらしているそうです。皆さん騙されないでください!嘘を平気でつけるのも議員の資質の一つなのかもしれません。もちろん一部の議員です。
今日からは日をおかずに更新していきますのでお付き合いください。