あけましておめでとうございます
になってしまいました
毎年年末にまとめていた、一年間に行った展覧会。
■1月■
13.01.05 東京国立近代美術館 60周年記念特別展 美術にぶるっ! ベストセレクション 日本近代美術の100年 @東京国立近代美術館
13.01. TIM LAMAN BIODIVERSITY II @コニカミノルタプラザ
■2月■
13.02.02 会田誠展:天才でごめんなさい @森美術館
13.02.16 デザインあ展 @21_21 DESIGN SIGHT
■4月■
13.04.07 紫舟「水滴々 人歩々」展 @GUCCI新宿
■6月■
13.06.03 6636 Square Format 03 66人展 @ナダール東京&南青山ギャラリー晴れ
13.06.24-07.03 イタリア旅行
ペギー・グッゲンハイムコレクション(ベネチア)
プンタ・デラ・ドガーナ美術館(ベネチア)
ウフィッツィ美術館(フィレンツェ)
バチカン美術館(バチカン)
システィーナ礼拝堂(バチカン)
■7月■
13.07.13 軽井沢千住博美術館
13.07.14 魂の場所 @セゾン現代美術館
■8月■
13.08.08-09 瀬戸内国際芸術祭
13.08.16 LOVE展 @森美術館
13.08.25 八谷和彦 個展「OpenSky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」 @アーツ千代田3331
13.08.31 「鳳が翔く」 榮久庵憲司とGKの世界 @世田谷美術館
■9月■
13.09. プーシキン美術館展 フランス絵画300年 @横浜美術館
13.09.07 特別展 マンモス「YUKA」 @パシフィコ横浜
13.09 PAPER-紙と私の新しいかたち-展 @目黒区美術館
13.09. アンドレアス・グルスキー展 @国立新美術館
13.09. 旅する惑星 @フジフイルムスクエア
13.09. 『広島!!!!! 展』準備展! ホットスポットギャラリー @hiromiyoshii roppongi
13.09.22 ヤオコー川越美術館 三栖右嗣記念館
■10月■
13.10.06 Rhizomatiks inspired by Perfume @ICC
13.10.11-14 瀬戸内国際芸術祭
13.10.12 金毘羅宮表書院 円山応挙 障壁画
■11月■
13.11.03 親子で楽しむ現代アート たいけん、ぼうけん、びじゅつかん @横須賀美術館
13.11.04 GOOD DESIGN EXHIBITION 2013 @東京ミッドタウン
13.11.10 驚異の部屋ーー京都大学ヴァージョン @インターメディアテク
13.11.15 Mi amas TOHOKU AL MARBORDA URBO 海辺の街へ en TOKIO 東京 @ロゴスギャラリー
13.11.15 清川あさみ「男糸 danshi」展 @ PARCO MUSEUM
13.11.23 吉岡徳仁-クリスタライズ @東京都現代美術館
13.11.23 うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法(デザイン)@東京都現代美術館
13.11.24 六本木アートカレッジ @六本木ヒルズ
13.11.30 植田正治のつくりかた @東京ステーションギャラリー
■12月■
13.12.20 光と音のシンフォニー「ライティング・オブジェ 2013」 @東京ビルTOKIAガレリア
13.12.28 市橋織江展 @箱根彫刻の森美術館
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5月に結婚式を挙げたので、その直前3か月ほどはほとんど展覧会に行かなかったのですね…
ギャラリーや小さい展示にはふらりと足を運んでいた気がしますが…
2013のBest3は…
位 瀬戸内国際芸術祭
これは規模が大きすぎて「展覧会」のくくりで比較していいのかわかりませんが
3年前に引き続き、2013年も夏と秋の二回行ってしまいました
夏は、犬島・豊島・男木島・女木島・小豆島。
秋は、今年から参加の 本島・高見島・粟島。
今回は作品よりも観光をメインに…と考えて回りましたが、
特に「豊島美術館」の、建築やオブジェクトのみでなく、豊島の空や風や音がすべて、全身で作品として感じられる体験、
「豊島横尾館」の、横尾さんの作品のためにつくられた、作品世界そのままの建築、そして、滝の部屋に圧倒されました。
そして、展覧会とは離れてしまいますが、なんといっても瀬戸内の風景!
特に、粟島の城ノ山山頂からの景色、海ほたる、優しい粟島ぼーい・粟島がーるの皆さまの心遣い。
本当に素敵な体験でした。
位 八谷和彦 個展「OpenSky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」
ナウシカのメーヴェをモデルにした飛行機がジェットエンジンで飛んだ映像がアップされて各所で話題になっていました。
2004年の六本木クロッシングで初めて目にしたときには模型だった飛行機。
本当に人が乗って飛んだらいいな!と思いながら、
愛地球博、ICC、スパイラル、PARCO、映像ミュージアム、3331と、東京近郊であれば足を運んでいた八谷さんの展示。
ついに、ジェットエンジンでジャンプ飛行している様子、そして、美しい機体のフライト写真が見られて、本当にわくわくする展示でした。
また、フライトシミュレーターでフライト中の映像が見られたり、イベントで飛行機に乗せていただいたり、
書籍出版トークショーを観に行ったり、ニコ生で中継されたりと、盛りだくさんのイベントで楽しませていただいたのも心に残りました。
初めは専門知識がなくても、とにかく計算してみる、手を動かして作ってみる、そんな姿勢に本当にいつもやる気をもらえます。
位 千住博美術館
テレビで見て、思わず次の週末には軽井沢まで足をはこんでしまいました。
圧倒的な迫力の白と黒の滝の世界。
有機的なフォルムの西沢立衛さんの建築の中で、
気持ちの良いいっぱいの陽光の下で壮大な絵をのんびりと鑑賞できるのが素敵でした。
また、明るい展示室と一転して、地底湖のような専用の部屋で
ヴェネツィア・ビエンナーレでの入賞作品「The Fall」を鑑賞することもでき、心行くまで世界に浸ることができました。
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自分はただ、作品を見るのが好きなだけで、知識もないし作品も作れない人間ですが、
2013年は展覧会や芸術祭などのイベントに足を運んでいて、有名なアーティストの方々の作品を見ながら、
こんな「消費」の仕方でいいのかな、とか、もともとあったはずの意味を離れていった「美術」の意味ってなんだろうとか、
疑問に思うことが実は何度かあり、
自分がなぜ作品を見たいのか、など、以前よりも考えることが多い年でした。
(瀬戸内国際芸術祭で何人かのアーティストの方々が書かれていた、「スタンプラリーのように、足早にたくさんの作品をただ見ていく見方」など、
同意しつつ、「でも、自分もそうでしょう?」と、考えてしまったり…)
でも、その一方で、
2013年は、様々な展示で、本当に出会えてよかった!と思うアーティストの方々を知ることができました。
Chim↑Pom、 Rhizomatiks、 スプツニ子!さん…
作品を見て、「あ、同じ問題や疑問を持って、同じ時代を生きてるんだ」 と、
そして、自分と同じくらいの年齢で、そんな疑問をこんな風に表現できるんだ、
それから、こんなに面白いことができるんだ、
と、すごく感銘を受けました。
Chim↑Pomに関しては、今まで展示はいくつか見ていたものの、悪ふざけのようでまったく理解できなかったのが、
「気合100連発」という作品で、作品の前から動けなくなりました。
今年はどんな作品に出会うことができるのか、
それから、美術の分野ではなくても、自分は何ができるのか、ということを
もっともっと考えたいと思います。
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