C E L L O L O G U E +

ようこそ、チェロローグ + へ!
いつまでたっても初心者のモノローグ
音楽や身の回りを気ままに綴っています

弓の毛替えと弦の張り替え、楽器の微調整 2021(Ⅱ)

2021年05月21日 | チェロ
弓毛を試した後は弦の取替えを行いました。
今回は全てスピロコアに変更する予定です。スピロはチェロを弾き始めた最初の頃に張っていたのですが(ご多分に漏れず、ヤーガー・スピロの組み合わせ)、今回はいろいろあって(笑)、初心に帰ろうと、そして、どうせなら、スピロを堪能しようと色気も見せたのでありました(笑)。(と言うよりも、コロナのストレスで新しい展開が欲しかっただけかも知れません。)

先ずは下の2本を張り替えてアリオーソとの相性をみてみることにしました。ところが、張ろうとして袋から取り出して、その太さに驚きました。太すぎる... 発注ミスかと思いました(笑)。
いえ、太すぎるのではなく、今の弦(カプラン)が細いのでしょう。昔々、スピロからラーセンに変更したときは「細すぎる。別の楽器の弦ではないのか」と逆の印象を持った記憶があります。



和室にラグを敷いて俄かオペ台完成(笑)。オレンジ色のクロスは交換中にアジャスターが脱落しないようにあてがっています。初めての方式は何かと気を遣います。
Nikon Z 6 / NIKKOR Z 24-70mm f/4 S


ところで、今回は、先にテルピースを交換していて、各弦のアジャスターは穴にはまっているだけのタイプに変わりました。今までのものとは違って弦を外すとアジャスターが落下する恐れがあるので、マイクロファイバークロスを当てての作業になりました。慎重にいつもの倍くらいの時間をかけてC線(S29)、G線(S28)を張り替えました。
そして、チューニングをして試奏。最初は何だか強く荒い音に感じました。カプラン弦のボリュームはあるけれども丸い音に慣れているからでしょうか。ただし、アリオーソとは違和感はなく調和するように感じます。

続いて、a線とd線に取り掛かろうとしましたが、日も暮れてきて眼もショボついてきたので明日にすることにして、相撲中継へ(笑)。(続く)


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。