何の役にも立たないと思うのですが、また、単なるノスタルジーでしかないのですが、楽器関係のリストを作成しました。チェロと弓とケース、何本かのリコーダー、電子ピアノがメインの、メモのような一覧です。貧弱ですが、当時の思い出が蘇るセンチメンタル・コレクション(笑)。
そのリストを見ているうちに、ふと、チェロケースの鍵の所在が心配になりました。もしかしたら、紛失しているのではないか、あったとしてもかからなくなっているのではないか。
自宅保管専用ですので25年間鍵を気にしたことがありませんでした。
鍵は内側のポケットの奥底にありました。「えっ、こんなに小さかったっけ?」と思いましたが、ひとまず、安心。
私のチェロケースには8個の留め具(パッチン錠)があります。早速、鍵をかけてみると、案の定、完動したのは半分でした。半分はかからないか不十分でした。構造上、鍵がかからないと何かのはずみで開いてしまう恐れがあります。
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そこで、いつものシリコンスプレーを可動部に吹きつけてみると、固かった鍵の回転が少しずつスムーズになり、最終的に全ての鍵が完全にかかるようになりました。これからも実際にかけることはないでしょうが、鍵の機能を保全しておけば、必要なときに必要な働きをしてくれるので安心していられます。(ついでに、扉のヒンジには注油しておきました。)
ただし、気付かない部分で劣化が進んでいることもあり得ますが、これは何とも判断できません。また、私のチェロケースの重さはベルトも入れて約6.4kgもあります。買換えも視野に入れたいのですが、薪割りで鍛えた腕があるし、取っ手が両肩に付いていて取り扱いが楽ですし。ケースの値段は高額なので、おいそれとは。
ところで、ケースの重さについては、昨年秋の記事の中で3.1kgと書いていたのですが、これはどう見ても怪しい数字です。ネット上の情報を見てもそんな超軽量なチェロケースは例外です。ましてや、四半世紀も前に!
押っ取り刀で、ケースの計量をやり直してみました。念のため、3回測定をしました。結果はいずれも6.4kg(ベルトなしでは6.0kg)でした。いやはや。
昨年はケースを抱えて体重計に乗って測定しましたが、どうやら引き算を間違えたようです。おそらく、2度引いてしまったか楽器本体の重さと勘違いしたようです。大ぼけでした(笑)。∎
写真はケースの鍵とパッチン錠。シリコンよりもオイルの方がよかったかも知れませんが詳しいことは知りません。上の取っ手はゴツいですが携行には大変便利です。
Nikon D7100/AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G