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私の最新チェロ椅子事情

2016年02月04日 | チェロ
 チェロの練習用椅子については、いろいろなホームページに書かれている。チェロと椅子の関係については、複雑の問題のようだ。いや、「ようだ」ではない。私も複雑、深刻な問題を抱えているのだ。
 人それぞれ、体格が違うので一概には言えないが、一般的に普通に家庭にある椅子は座面が高過ぎる。以前、古楽器風にスツールに座って弾いたら、楽器をよくホールドできた(エンドピンは格納)。これによって、現在使っているダイニングチェア(座面高約45cmで、通常は机用)では高すぎると思うようになった。同時に、楽器を構える姿勢についても反省が必要になった。後傾しているように思える。これは、楽器の位置が高過ぎるのと、寝かし過ぎるからではないだろうか。

 そう考えると、姿勢を再考する必要が出てきたように思う。過去、レッスンに通ってきたが、今まで姿勢について正されたことはない。60の迷いである(笑)。歳をとると、何かと「振り返り」が多い(笑)。
 さて、ホールドの要素は、次のようだと思う。

1 脚の長さ
2 椅子の座面の高さ
3 楽器の高さ(=エンドピンの長さ)
4 楽器の角度(寝かせる角度)
5 楽器の角度(奏者から見ての左右)
6 上半身の角度

 以上の6つの条件が微妙に絡むと思うのだがどうだろうか。椅子に正しい(一応、こう言っておきます)姿勢で坐り、そこに楽器を置けばいいのだとは思うけれど。6つの条件をすべて適合させるのは難しい。そこで、安直に(笑)、椅子を変えることにしたのだ。

 まず、現在の椅子の脚を切る作戦を考えたが、これではパソコンが打てなくなると分って中止(笑)。次に上下が調節できるピアノ用の椅子を探してみたが、低さが不足で不向きと分った。ネット検索すると、チェロ用の椅子は思った以上にあるのだが、高価なものは手が届かないし、実際、試すことができないので遠慮した。
 ピアノ椅子に似たものでチェロ椅子というものがあった。低めであることと、調節が可能であることがよさそうなのでアマゾンから購入した。

 今のところ、この椅子を座面高約40cmのところで使用している。調節できるというのは何物にも代えがたい。クッションは薄っぺらだが、低反発のような感じで今まで使っていた椅子より感触はよい。さすがに、高価なピアノ用椅子のような坐り心地は無理だが、私は十分だと思う。しかし、1時間ほど弾いていると尻が若干痛くなってくる。これは、休憩すればよいし、だいたい、1時間を超えるような練習は、私はしない(笑)。

 というわけで、椅子と姿勢に関しては探ればよい。脚の長さは如何ともし難いので、上の1と2の条件はこれで消去である。残った4つの問題は、結構、根深いと思う。これについては、物品購入の必要がないので、これから、椅子と楽器の関係をみながらじっくりと実証実験を続けていくことにしよう。
(写真は、チェロ椅子に自製「杉の木T型ストッパー」を使用している様子)

 Nikon COOLPIX P330


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