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松脂の量のこと

2021年09月03日 | チェロ
今年は年明け早々A線のうなりに悩まされました。原因追及に励んだのですが、これといった成果はなく、弦を変えてからは発生しなくなったので打ち切りにしていました。

今年5月から、弦はすべてスピロコアを張っていますがトラブルはありません。この弦も古くなればうなりが出るのか実証実験をしているようなものです。





ところが、最近になって、松脂原因説が再浮上しました。
メンテナンスの参考書(佐々木朗著『弦楽器のしくみとメンテナンス』)を拾い読みしていた時に「松脂を付け過ぎると摩擦抵抗を減らしてしまう」という記述に目が行きました。もしや...

松脂はちょうど1月からベルナルデルとラーセンのハイブリッド塗りをしています。それぞれ往復で塗っていましたので多過ぎたのかも知れません。急遽、片道に変更しました。

松脂の容疑が濃厚になってきたのですが、弦を変えているので判断はできません。
擦弦楽器の発音は複雑で微妙で他の要素(肩、腕など)も絡みますし、今の状態で発音に問題がないので当分の間は様子見としています。

Nikon D5600 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6 G VR II
f5.6 1/8 ISO 400 ピクチャーコントロール: スタンダード


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