子供の頃から、3学期には体調を崩すことが多かった。
気の流れが大きく変わる季節に、自らも影響を受けやすい体質だったのかもしれない。
具合が悪くなるのとコロナ禍が重なり、ステイホームを強いられたのも、この時期だった。
そして今年は大きな試練にも。
2月2日節分
Eと一緒に豆まきをした。
ニュースで豆まきの様子を見たE,
「退院したから鬼を追い出したわけじゃなくて、今日は1年のうちで、そういうことをやる特別の日なんだね!」
豆をまいたあと、自分の年の数の豆を小皿によそっってみたが、その多さに我ながらびっくりして、涙が出てきた。
子どもの頃は「少なすぎる」と嘆いて、おばあちゃんやおじいちゃんが食べきれないからと、孫たちに分けてくれたことを思い出した。
今では自分の年の数の豆を食べきれない。