かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

メダカのいる教室

2010年06月18日 | Angels' message
今年で3年めになるOM小学校でのタバコの課外授業。
総勢14人の4年生と一緒に、授業のあと給食をご馳走になった。

最初、「何もお礼ができませんので、せめて給食でも食べていってください」と、私のぶんを校長室に用意してくださったのだけれど、せっかくなので、教室で子どもたちと一緒にいただくことにした。


14人全員が仲良く向かい合わせに座って、楽しくおしゃべりしながらの食事。

メニューはコッペパンのツナサンド、トマト味のミネストローネ風スープ、サラダ、そして牛乳。

前に座った女の子のパンは半分しかない。
私も小学生のときは大きなコッペパンが全部食べられず、毎日残りを持ち帰っていた。

二年生の時、ハンカチに包んだパンを机の引き出しの中に忘れていったことがあって、翌日、ハンカチごとネズミにかじられているのを発見したこともあった(笑)


『あとの半分はお家に持って帰るの?』

「ううん、だいじょうぶ。ウサギが食べるの」

学校で飼っているウサギの餌になるらしい。


教室の後ろの棚の上には水槽がふたつ。

『水槽には何がいるの?』

「メダカ!このあいだ赤ちゃんが生まれたんだよ!左側が親の水槽、右側が子供用」

あぁ、そうか。
このあいだ、バスの中から見た子どもたちが持っていた小さな水槽にも、きっとメダカがいたんだ。
水槽のちかくには小さな白いすり鉢が置いてある。


「あれでエサを作るの。エサは一週間に一回でいいの。あんまりあげすぎちゃだめなの。このあいだ二匹死んじゃったんだよね」

ベランダにはヘチマと瓢箪の苗が並んでいて、教室には双葉の絵が描かれた子どもたちの観察日記が掲示されてる。
真夏には日差しをさえぎるグリーンカーテンとなるんだろうか?


食べ終わったあとは、ドレッシングの袋やストローの袋など、子どもたちがちゃんと分別して捨てている。
給食時間終了の合図の音楽が放送で流れると、ご馳走さまの挨拶をして、みなすぐに歯磨き開始。


梅雨時期になると、児童数の多い教室はジメジメ暑苦しくなって、子どもたちもイライラして喧嘩が多くなるのだそう。
でも、14人クラスならだいじょうぶ(笑)

みんな、いつまでも仲よくするんだよ~♪
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