かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

針山とエンドルフィン

2008年06月08日 | 今日のワタシ
この土日は自分のために使うと決めていた。
昨日はネイルサロンにへアーサロン、一日“身繕い”に時間を使った。
今日は一歩も外へ出ず。
洗濯と部屋の掃除が終わったら、ゆっくりシャワーを浴びてから顔のパック。
借りてきたDVDを見ながら、しまいかけた裁縫箱をまた出してきた。

色々と作りたいものはあるけれど、まずはパッチワークの真似ごと。
おそらくこのまま順調にいけば、カフェカーテンになる予定。

針を持つことを覚え始めたは、たしか幼稚園か小学校低学年の頃。
夕食のあとなどに、コタツで祖母や母の隣で、小さなものをチクチクと作った覚えがある。

自転車乗ったり、チェロを弾いたりしているときは、物思いにふけることはまずないが、縫い物をしているときというのは、案外頭の中は色々と考えているものだということに気がついた。

祖母や母の針山は彼女たちの髪の毛が詰められたものだった。
そうやって作った針山は、髪の油分で決して針が錆びないのだという。
それに比べて、アタシの針山はおもちゃみたいに貧相だこと。

祖母は躾に厳しかった人で、裁縫箱をしまうときは、母に針山の針の数を必ず数えさせたそうだ。
手術を終えるときに、おなかの中に置き忘れていないか、ガーゼの数を数えるのと同じだね。

そんな昔のこととか、目下の懸案事項・・・懸案といっても、考えること自体が楽しくなるような・・・まあ白状すれば、気になる男性のこととかね・・・そんなことをのらりくらりと考えながら針を進めている。
こういう類の考え事は、かえってリラックスするなあ。
きっとエンドルフィンが出ているにちがいない。





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