今の愛車は9歳。
実はちょこちょこと傷をつけてしまっているが、できるなら、まだまだ乗り続けたいと思っている。
今月、4回目の車検を受けた。
請求額が予想よりもかなり高くて、気分が落ち込んだ。
(やっと書くことができた・・・)
治療すべきところを指摘されたら放置するわけにいかないし、そもそも車検が通らなければ、乗ることはできない。
そうして大枚はたいて、お世話になりましたと言って帰宅する途中、エンジン警告灯が点灯しているのに気づいた。
もちろん、ディーラーにとんぼ返り。
「パソコンでチェックをかけたら、〇〇〇〇を交換しなければならないことがわかった」ということで、また数万円出費することになってしまった。
なんだかとっても納得いかなくて、悔しくて、1週間後にその問題の部品交換をしてもらう際に、メカニック出身だというHさんに詳しく教えてもらった。
部品の名前はラムダセンサー(独語では、Lambdasonde)という。
「排気ガス中の酸素濃度を検出し、燃料と酸素の空燃比を感知して電子制御燃料噴射をコントロールするセンサー」であることを、わかりやすく説明してくれた。
今回は断線が原因らしいが、どの部分が断線しているのかまではわからないという。
細かい修理はせずに、部品を丸とっかえさせられている・・・という印象があって、なんだか納得がいかないなあ・・・
そういう態度をしていたのだろう。
もちろん、ちゃんと口でも言ったけど・・・
そうしたら「実物見てみますか?」と、交換前の新品部品を見せてくれた。
「マフラーに直接くっついているものなので、過酷な状況で働いている部品なんですよ。」
Hさんは昔、仕組みが知りたくて、スライスして解剖してみたことがあったという。
「輪切りにしちゃうとわからなくなっちゃうんで、縦割りにしてみましたけどね・・・」
疑問にきちんとわかりやすく答えていただいて、まあまあ満足。
人間も車も同じだ。
異常が見つかったら、真摯にわかりやすく説明してくれる医者は信頼できると感じるのが人情。
冬になるとガソリンスタンドでよく勧められる「水抜き剤」も入れないほうがいいことや、エンジンオイルの働きや、エンジンオイルの交換がなぜ重要かということも教えてもらった。
身体もそうだけれど、仕組みや働きを知るということは、健康維持には重要だよなあ。
ディーラーで車検を受けず、メーカー純正のものを使わない方法をとれば、コストを抑えられるのかもしれないけれど、そこまでの労力を使うエネルギーはないし、知識も乏しいので、安全確保のための割高出費はしかたないのである・・・と自分自身を納得させるのであった。
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