かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

ブースターとプリッツとカルピス

2021年12月29日 | 今日こんなことが
新型コロナウィルスの3回目のワクチン接種を行った。

2回目が4月半ばだったから、8ヶ月たっている。

2回目のときは、翌日発熱して、一日家で寝ていたから、困らないように、すぐ食べられるようなものを調達しておいた。

隣の花屋はいつも松飾りが30日に行くと売り切れてしまっているので、午前中休みをとって、松と花を買って、正月飾りもすませておいた。


接種後2ー3時間で眠くなってきたのは、前回と同じ。
発熱も来るだろうと予想できた。

ゾワゾワと不快な寒気で目が覚めたのが朝の5時。

15時に接種したから、14時間くらいか。
前回より悪寒出現が5ー6時間早い。
熱を測ったら37.5℃にあがっていた。

腕はすでに痛い。

カルピスを1口飲み、プリッツとロキソニンと一緒に枕元にセッティングし、また一寝入り。

つぎに目が覚めた7時には悪寒はおさまっており、顔が熱く、38.0℃になっていた。

だるいので、ベッドのなかでプリッツを食べて、ロキソニンと胃薬を服用。

また2時間くらい寝て、これを書いている。
熱は、というと36.0℃。
やっぱり、カロナールよりもロキソニンのほうがスッキリ解熱する。


昨日注射してくれたのは、30代の外科医。
彼女には私が打ってあげた。

私が打つと、みんな「えっ、もう終わり?」と一様にビックリする。
中には、打たれたことに気づかない人も。


「えーっ! どうやったんですか~ ?! 全然痛くなーい! もっとちゃんと見ておけばよかったー」

丁稚制度下にいる若い外科医らしい発言に、思わず笑ってしまった。

「センセイの注射が全然痛くなかったことが、今日一番ショックだったことですう。(注射が)私に当たった人がかわいそう。最初に教わっておけばよかったー」

確かに、彼女の注射は痛かった。
でも、ワクチン効果に差はない。


彼女がそうやって騒ぐものだから、他の若い外科医には、打つときにジーッとガン見された。

医者の仕事には、職人的な部分があって、教科書だけでは伝えにくいところも多々ある。

昔から手先は器用なほうだが、実は、世間話をしながら打つという技も使っている。

こんなふうに若い医者をいい意味で驚かせることができたのは、ちょっと嬉しい出来事であった。









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