母方の祖父母のお墓参りがなかなかできず、気になっていて、Google Earthで訪れてみたりもしたが、
やはり、実際に行ってみることにした。
従姉妹に声をかけたら、一緒に行くというので、ならば、ついでに現地でピクニックランチもしようと、お盆休みを避けた日程で計画。
雨という予報がはずれてくれることを祈りつつ、お花とお線香、お供え用のお菓子の他、自分達用の食べ物と飲み物、そして二脚の椅子を車に積んで出発。
いったん従姉妹の家に寄るルートで、片道250km弱。
一般道の多いルートではあったけれど、都内も渋滞なく、スムーズに到着。
現地に到着してお墓のある小高い丘を見上げたら、お墓のわきの水場に下げてある手桶のひとつが、ゆらゆらと大きく揺れていた。
風も吹いていなかったし、いくつも並んでいる手桶のなかで、揺れているのは祖父母の姓が書いてあるやつだけだったから、私達が来たことを歓迎しているというサインを送ってくれたのだと思う。
お墓の周囲は数年前に来たときよりも、地盤がゆるいのか、かなり崩れており、足場が狭く、気をつけないと崖から落ちそうになってしまう。
脇にある桜の木の根っこが、どうにかお墓を支えてくれているような状態だった。
大雨が続いたり、地震が起きたら、墓石もろとも崩れ落ちてしまいそうだ。
従姉妹が用意してきた鎌で簡単に墓石周りの草刈をして、お花とお線香、それにお米を供えたら、汗がポタポタと流れてきた。
予報とは異なり、雨はまったく降らず、ちょうどいい曇り空で、セミの鳴き声をBGMにお墓を眺めながら、のんびりとお昼を食べた。
従姉妹が用意してくれていたのは手作りサンドイッチとスイカとブドウ。
私は、ふかしたサツマイモとトウモロコシにキュウリの浅漬け。
それに、それぞれ、お菓子が少しづつ。
特に事前にメニューを相談したわけではないけれど、美味しいものがじゅうぶん並んだのは、食いしん坊の家系ならではか。
ちょうど大きくて美味しそうなイチジクを野菜直売所で見つけたので、従姉妹家族へのお土産に持ってきたのだけれど、おばあちゃんの好物だったのだというから、我ながら勘が働いたねえ。
由緒ある笠森観音へも御参りしてきた。
股関節の入れ替え手術をしていなかったら、到底御参りできなかったと思う。
さて、今度は桜の花が咲く頃に行こうかな。
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