かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

春のお彼岸

2016年03月20日 | KIMONO
お彼岸なので、お墓参りへ。
昨日は雨が降ったけれど、今日は穏やかなお墓参り日和。

ここ最近のお彼岸はキモノを着て、お寺で両親と待ちあわせ、一緒にお線香をあげ、そのあとお昼を食べるというパターンが定着しつつあり。

最初のうちはお墓参りっぽく、地味な着物と帯の組み合わせを心がけたけれど、まあ、両親にキモノ着たところをみせるのが目的だから、着たいもの、似合うものを着ればいいじゃんと思うようになった。

というわけで、このところよく袖を通している赤い紬に、自分で仕立てた南部古代型染めの帯というコーディネート。

お昼は父の母校の小学校近くの定食屋さんへ。
タバコの授業にきた際に寄る店で、校長先生たちに教えてもらった。

聞けば店のご主人は四代目で、父が子供だった銅山で栄えていた頃は、地元の人の結婚披露宴をやったり、芸者さんたちも呼んでの宴会で賑わっていたという。

当時のことを懐かしくちょっとだけふりかえることができて嬉しそうにしているのをみたら、親孝行をした気分になった。

山里にはところどころで梅や白木蓮が咲いていたが、木々はまだ裸んぼう。
でも春本番をこれから迎えて、青々とした若葉に山が覆われる日もそう遠くないと感じる。



昨日は幼馴染みのMちゃんとディナー。
やんごとない仕事の都合で先月行くはずだった金沢に行けなかったので、銀座の加賀料理の店に入った。

初めての店であったけれど、雰囲気もサービスも料理の味も良く、「当たり」だった。

銀座には久しぶりに行ったけれど、あちこちのビルが失くなったり、建て替えられていた。
小さな特徴ある店がどんどんなくなっていってしまうようで、なんだか寂しい。

ワタシなんぞがそう思うのだから、もっと古き良き銀座を愛してきたお兄さま、お姉さまたちは、もっと寂しい気持ちになっているんじゃないかと思う。

昔と変わらない良さは次世代にも残していってほしいなあ。
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