リレーフォーライフ用のルミナリエを書き上げた。
今年もEの飼い犬、フレンチブルドッグのGrisuをモデルにした。
細かいパターンを黒ペンで描く手法。
こういうのを「ゼンタングル」というのだそうだ。
良く用いられるパターンをネットで参考にしながら、オリジナルのパターンも考えた。
目の前の桜の木を見ながら描いたパターンもある。
案外、植物とか、織物とか、そういう素材からアイディアをもらっていることに気づく。
Grisuを撫でているときの感覚を思い出し、実際の毛の流れる方向などもパターンに入れ込んでみたところもある。
ほとんどのパターンは、描くのと考えるのが同時進行。
これは、渦巻き模様を描き始めて、途中でGrisuのGとRに変更したやつ(笑)
「ゼンタングル」のゼンは「禅」に由来するというとおり、一心不乱に書いていると、気分が良くなる。
とても楽しかった。
人物像を描いている画家とか、雛人形を作る人形師とか、仏像を作製する人たちがよく言うように、一番難しかったのは、目。
もちろん、目以外の部分を書き終わったあと、最後に目を塗った。
写真を見ながら何度もやりなおして(蝋が塗ってある紙なので、インクが終わりかけたマジックペンだと、消しゴムっぽく使える)、どうにか完成。
オーストリアのファミリーにも、Eに転送してもらって披露。
今週末、リレーフォーライフの会場で飾られるが、がんで亡くなった方を供養する灯篭の意味もあり、最後に「お焚き上げ」される。
今年は、乳がんと診断された友人の健康回復を願う。
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