かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

最後の当直

2014年09月11日 | 今日のワタシ
現在働いている病院では、ある年齢に達した医師は、当直が免除されるという院内規定がある。

当直後の代休が認められていなかったり、残業代に制限があったり(大手有名エステサロン並み!)、医師には労働基準法が適応されていないのが現実であるけれど、誰が決めたのか、こういうありがたい規定があるのだ。

当院は一般救急病院ではないから、当直といっても、一度も起こされずにすむ場合もある。
けれど、やはり当直室では熟睡はできない。
ワタシは内科医だけれど、外科医は手術日前日には、なるべく当直しないように調整をしている。

若い頃は、36時間勤務も可能だった。
けれど、ここ何年かは、病院に寝泊りし、電話で起こされるだけで疲れるようになり、当直が免除される年齢に達する日を指折り数えるようになった(笑)


そして本日、めでたく、最後の当直と相成った。

ということで、来月の誕生日を迎えると、大台に乗るわけなのでございます。


今まで大きな事故を起こすこと無く、医者として仕事をしてこれてよかった。


ワタシもそういう年になりましたと、今朝は両親に感謝しつつ報告したい気持ちになった。



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